特許
J-GLOBAL ID:200903096130101847

車両における動力源出力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-022889
公開番号(公開出願番号):特開平5-222970
出願日: 1992年02月07日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】【目的】動力源および駆動輪間に設けられる流体式動力伝達装置と、動力源の出力を変化させ得るアクチュエータとを有する車両において、駆動輪に過剰スリップが生じたときに過剰スリップを解消する値に駆動輪速度を迅速かつ安定的に収束させ、しかも走行路面の摩擦係数変化にも適切に対応可能とする。【構成】駆動輪の過剰スリップを過剰スリップ判断手段16で判断し、摩擦係数検出器18で走行路面の摩擦係数を検出し、目標駆動輪トルク決定手段21では、流体式動力伝達装置のポンプ回転速度およびタービン回転速度に基づいて目標駆動輪トルクを定めるとともに過剰スリップ発生時に比べて摩擦係数が変化したときの変更指令出力手段20からの指令信号入力に応じて目標駆動輪トルクを変更し、過剰スリップ発生時には目標駆動輪トルクに基づいてアクチュエータ制御手段25でアクチュエータ6の作動を制御する。
請求項(抜粋):
動力源(E)に連結されるポンプ(1a)ならびに駆動輪(WFL,WFR)に連結されるタービン(1b)を有する流体式動力伝達装置(1)と、動力源(E)の出力を変化させ得るアクチュエータ(6)とを有する車両において、駆動輪速度を検出する駆動輪速度検出器(8FL,8FR)と、従動輪速度を検出する従動輪速度検出器(9RL,9RR)と、駆動輪速度および従動輪速度に基づいて駆動輪(WFL,WFR)の過剰スリップを判断する過剰スリップ判断手段(16)と、前記ポンプ(1a)の回転速度を検出するポンプ回転速度検出器(10)と、前記タービン(1b)の回転速度を検出するタービン回転速度検出器(17)と、走行路面の摩擦係数を検出する摩擦係数検出器(18)と、前記過剰スリップ判断手段(16)で駆動輪(WFL,WFR)に過剰スリップが生じていると判断したときに比べて摩擦係数検出器(18)の検出値が変化したときに変更指令信号を出力する変更指令出力手段(20)と、前記ポンプ回転速度および前記タービン回転速度に基づいて目標駆動輪トルクを定めるとともに前記変更指令出力手段(20)からの指令信号の入力に応じて目標駆動輪トルクを変更する目標駆動輪トルク決定手段(21)と、前記過剰スリップ判断手段(16)で駆動輪(WFL,WFR)に過剰スリップが生じていると判断したときに目標駆動輪トルクに基づいてアクチュエータ(6)の作動を制御するアクチュエータ制御手段(25)とを備えることを特徴とする車両における動力源出力制御装置。
IPC (4件):
F02D 29/02 311 ,  F02D 41/04 310 ,  F02D 45/00 345 ,  F16H 61/00

前のページに戻る