特許
J-GLOBAL ID:200903096133184808

投写型カラー表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-302364
公開番号(公開出願番号):特開平11-142803
出願日: 1997年11月05日
公開日(公表日): 1999年05月28日
要約:
【要約】【課題】 装置の大型化を招くことなく、高画質な投写型カラー表示装置を提供する。【解決手段】 液晶ライトバルブ14a〜14cはランプ11からの光路長が等しくなるように配置され、同じ濃度の画像を形成する。画像合成器20は、ダイクロイック面21c,22cが形成された合成プリズム21,22とガラスブロック23とから構成される。合成プリズム21とガラスブロック23とは屈折率および大きさが近似しており、通過光路長が等しい。ダイクロイック面21c,22cは単一面により構成されるので精度良く形成され、光路ズレを生じることなく画像光を透過または反射する。合成プリズム21,22とガラスブロック23の射出面には遮光性を有するマスク部24〜26が設けられており、画像合成器20内で生じた内面反射光が画像光の光路内に侵入することを阻止する。画像合成器20を特別に大きくしなくても内面反射光による画像の乱れが防止されるので、カラー表示装置10の大型化が抑えられる。
請求項(抜粋):
光源から放出される白色光を赤色成分,緑色成分,青色成分の3色光に分解する分光部材と、分解された3色光の光路上に1つずつ配置され、色光ごとに画像を形成する3つの液晶ライトバルブと、これら3つの液晶ライトバルブ上に形成された3色の画像を合成する合成光学部材と、合成された画像を投映する投写レンズとからなる投写型カラー表示装置において、前記3つの液晶ライトバルブは、前記光源からの光路長がほぼ等しくなるように配置されており、前記合成光学部材は、前記3色の画像のうち第1の色の画像光と第2の色の画像光とを合成する第1の合成プリズムと、この第1の合成プリズムによる合成画像光と第3の色の画像光とを合成する第2の合成プリズムと、第3の色の画像光の光路上に配置され、屈折率および大きさが前記第1の合成プリズムと近似するガラスブロックとから構成され、前記第1および第2の合成プリズムは、2つの直角プリズムの斜面を接合してなるとともに、接合面にはダイクロイック層が形成されていることを特徴とする投写型カラー表示装置。
IPC (7件):
G02F 1/13 505 ,  G02B 5/20 101 ,  G02B 5/30 ,  G02B 27/18 ,  G02F 1/1335 ,  G02F 1/1347 ,  G03B 33/12
FI (7件):
G02F 1/13 505 ,  G02B 5/20 101 ,  G02B 5/30 ,  G02B 27/18 Z ,  G02F 1/1335 ,  G02F 1/1347 ,  G03B 33/12

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