特許
J-GLOBAL ID:200903096133501080

セレン含有排水の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 畑中 芳実 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-027576
公開番号(公開出願番号):特開平10-216786
出願日: 1997年02月12日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】【課題】 セレン含有排水中に含まれるセレン酸イオン及び亜セレン酸イオンを嫌気性生物処理によって単体セレンに還元するに当たり、セレン濃度が低い排水のみならず、セレン濃度が高い排水からも上記両イオンを効率的に除去し、セレン濃度が高い排水の場合でも、両イオンを十分に還元できなかったり、還元速度が遅くなって大きな生物処理反応槽が必要となったりすることを防止する。【解決手段】 嫌気性生物処理を行う生物処理反応槽内の槽内水のpHを生物処理の効率化のための最適な値にする。具体的には、反応槽内の入口付近の槽内水のpHを5〜7に調整する。この場合、上記pHの調整手段としては、反応槽の手前で原水にpH調整剤を添加する手段、反応槽の入口付近で槽内の水にpH調整剤を添加する手段などを採ることができる。
請求項(抜粋):
セレン含有排水を嫌気性生物処理して排水中の溶解性セレンを単体セレンに還元して不溶化し、除去するに当たり、嫌気性生物処理を行う生物処理反応槽内の入口付近の槽内水のpHを5〜7に調整することを特徴とするセレン含有排水の処理方法。
IPC (2件):
C02F 3/28 ZAB ,  C02F 1/58 ZAB
FI (2件):
C02F 3/28 ZAB B ,  C02F 1/58 ZAB H

前のページに戻る