特許
J-GLOBAL ID:200903096136232889
血液成分分離装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
奥山 尚男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-232716
公開番号(公開出願番号):特開平5-212108
出願日: 1992年08月07日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 送血される血液のヘマトクリット値の変動にかかわらず浄化される濃縮血球のヘマトクリット値を一定に制御できる分離装置を提供する。【構成】 血液成分分離器10へ血液を送り込む送血管12に、血液流量,赤血球成分流量等を計測するセンサー18を設け、これらのセンサー出力に基づきヘマトクリット値を算出し、ヘマトクリット値と血液流量の間の関係式を用いて、このヘマトクリット値が一定となるように血液流量を調節する。
請求項(抜粋):
分離されるべき血液の流量を調節して送血することが可能なポンプ(16)を備えた送血管(12)、および少なくとも赤血球分画および血球の少ない血漿を別々に搬送するための送り出し管(20、22)並びにそれを通して少なくとも1種の血液成分を給血者/患者に返血することのできる返血管(27)を具備した分離器(10)と、送血された血液のヘマトクリット値を表すシグナル(ヘマトクリットシグナル)が接続されている調節部を備えた血液成分分離装置において、該調節部が、入力側(30)にヘマトクリットシグナルが送り込まれ出力側(32)は送血管(12)に付属するポンプ(16)と結び付いている制御段(28、28′)を備え、該制御段の機能は、返血される赤血球分画のヘマトクリット値が一定値となるようにポンプ(16)を通って分離器(10)に流入する血流量を調節する調節シグナルを制御段(28)の出力側でヘマトクリットシグナル(34)の大きさに依存して、決定することであることを特徴とする、血液成分分離装置。
引用特許:
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