特許
J-GLOBAL ID:200903096145273326
ポリカーボネート共重合体とその製造法及びこれを用いた電子写真感光体
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
穂高 哲夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-061505
公開番号(公開出願番号):特開平5-230203
出願日: 1992年02月17日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 新規ポリカーボネート共重合体とその製造法ならびに、電子写真感光体の作製時に塗工液が白化(ゲル化)がなく、長期間耐刷性等の優れた機械的強度を保ち、優れた電子写真特性を維持できる、実用上優れた電子写真感光体の提供。【構成】 下記一般式(I)及び(II)で表される繰り返し単位からなり、一般式(I)で表される繰り返し単位をモル比で0.01≦[(I)/{(I)+(II)}]≦0.9の範囲で含有し、塩化メチレンを溶媒とする0.5g/dl濃度の溶液の20°Cにおける還元粘度[ηsp/c]が0.3dl/g以上であるポリカーボネート共重合体とその製造法、並びにこの共重合体を感光層中のバインダー樹脂として用いた電子写真感光体。式(I)及び(II)の具体例を下式に示す。
請求項(抜粋):
下記一般式【化1】(式中、R1及びR2は各々独立にハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基又は炭素数6〜12のアリール基であり、a及びbは各々独立に0〜4の整数である。)で表される繰り返し単位及び下記一般式【化2】(式中、R3及びR4は各々独立にハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数6〜12のアリール基又は炭素数5〜7のシクロアルキル基であり、c及びdは各々独立に0〜4の整数であり、Yは-CR5R6-(ただし、R5及びR6は各々独立に水素原子、トリフルオロメチル基、炭素数1〜6のアルキル基又は炭素数6〜12のアリール基である。)、炭素数5〜11の1,1-シクロアルキレン基、炭素数2〜10のα,ω-アルキレン基、単結合、-O-、-S-、-SO-又は-SO2-である。)で表される繰り返し単位からなり、一般式(I)で表される繰り返し単位の含有割合が、一般式(I)で表される繰り返し単位と一般式(II)で表される繰り返し単位との合計に対するモル比で下記式0.01≦[(I)/{(I)+(II)}]≦0.9で表される範囲にあるとともに、塩化メチレンを溶媒とする0.5g/dl濃度の溶液の20°Cにおける還元粘度[ηsp/c]が0.3dl/g以上であることを特徴とするポリカーボネート共重合体。
IPC (4件):
C08G 64/06 NPT
, C08G 64/08 NQA
, C08G 64/30 NPU
, G03G 5/05 101
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