特許
J-GLOBAL ID:200903096145423824

回転体のアンバランス測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 純之助 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-001807
公開番号(公開出願番号):特開平6-201506
出願日: 1993年01月08日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】【目的】測定時の回転速度に影響されることなく正確な測定を行なうことの出来る回転体のアンバランス測定装置を提供する。【構成】回転体の回転速度信号と該回転体の振動の加速度信号とを検出し、それらの信号をそれぞれフーリエ変換し、その変換結果から回転速度信号の回転1次周波数を検出し、さらに加速度信号のフーリエ変換結果である加速度パワースペクトルの値を検出し、該加速度パワースペクトルの値から回転体のアンバランス量を演算する。そして該アンバランス量と回転1次周波数に応じて変化する比較基準値とを比較してアンバランス量が正常範囲か否かを判定する判定手段106を設けたことにより、回転体の回転速度に応じて変化するアンバランス量の合否判断を常に正確に行なえるようにした回転体のアンバランス測定装置。
請求項(抜粋):
回転体の回転速度に応じた信号を出力する回転検出手段と、回転体の支持部に取付けられ、該支持部の振動の加速度を検出する振動検出手段と、上記回転検出手段と上記振動検出手段の信号をそれぞれフーリエ変換するフーリエ変換手段と、上記フーリエ変換手段による変換結果から上記回転検出手段の信号の回転1次周波数を検出する回転1次周波数検出手段と、上記回転1次周波数における加速度信号のフーリエ変換結果である加速度パワースペクトルの値を検出する加速度パワースペクトル検出手段と、上記加速度パワースペクトルの値から回転体のアンバランス量を演算する演算手段と、上記回転1次周波数に応じて変化する比較基準値と上記アンバランス量とを比較してアンバランス量が正常範囲か否かを判定する判定手段と、上記判定手段の判定結果を表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする回転体のアンバランス測定装置。

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