特許
J-GLOBAL ID:200903096147242843

低密度発泡紙ならびにその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 正幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-347250
公開番号(公開出願番号):特開2000-170096
出願日: 1998年12月07日
公開日(公表日): 2000年06月20日
要約:
【要約】【目的】 パルプスラリー中に発泡剤を配合する方法によって、断熱性およびクッション性等に優れた低密度発泡紙を製造し、しかも製造に際して従来法と比較し熱エネルギーの消費を大幅に減じ、さらには製品たる低密度発泡紙を焼却処理したときにもダイオキシン発生の虞れがきわめて少ない新規な製造法およびその製品を得んとしたものである。【構成】 パルプに発泡性粒子を配合して抄造した紙ウェブを、加熱により発泡させて低密度の嵩高な紙を製造する方法において、上記パルプ中に添加する加熱発泡剤として、アクリルニトリル系の熱可塑性樹脂をカプセル外殻に使用したマイクロカプセルを選定した上で、該カプセルをパルプスラリー中に均一に分散させるために100メッシュパス分が98%以上を占めるように分散させた後に、湿紙ウェブを形成させ、かつ加熱発泡前の湿紙ウェブの水分量を41〜60%の状態で、加熱発泡させることを特徴とする低密度発泡紙の製造方法。
請求項(抜粋):
パルプに加熱発泡剤を配合して抄造した紙ウェブを、加熱により発泡させて低密度の嵩高な紙を製造する方法において、上記パルプ中に添加する加熱発泡剤として熱膨張性マイクロカプセルを用いると共に、該カプセルをパルプスラリー中に均一に分散させ、その際、前記発泡剤のパルプスラリー中における発泡剤粒子径として、少なくとも100メッシュパス分が98%以上を占めるように分散させた後、このパルプスラリーを抄紙した上で、加熱発泡させることを特徴とする低密度発泡紙の製造方法。
IPC (2件):
D21H 21/22 ,  D21H 21/50
FI (2件):
D21H 21/22 ,  D21H 21/50 Z
Fターム (17件):
4L055AG33 ,  4L055AG71 ,  4L055AG74 ,  4L055AG89 ,  4L055AG94 ,  4L055AH29 ,  4L055AH33 ,  4L055AH34 ,  4L055AJ08 ,  4L055AJ10 ,  4L055BD10 ,  4L055BE20 ,  4L055EA13 ,  4L055EA16 ,  4L055FA11 ,  4L055FA14 ,  4L055FA16
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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