特許
J-GLOBAL ID:200903096147856817

590MPa級圧延形鋼およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-304630
公開番号(公開出願番号):特開平10-147835
出願日: 1996年11月15日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】 建造物の構造部材に用いる高強度で靭性の優れた590MPa 級圧延形鋼およびその高張力圧延形鋼の製造方法を提供する。従来の焼準処理などの熱処理を施すことなく、低コストで(圧延ままで)高張力圧延形鋼の製造を可能とする。【解決手段】 低窒素化、Nb、V、Moの微量添加によって、焼入性を上昇させる低合金での高強度化とTi添加によってTi酸化物およびTiNの微細分散による組織微細化と、加えて加速冷却型制御圧延による微細ベイナイト組織化により、高強度で靭性に優れた圧延形鋼を提供する。
請求項(抜粋):
重量% でC:0.02〜0.06% 、Si:0.05 〜0.25% 、Mn:0.8〜1.6%、Ti:0.005〜0.025%、Nb:0.04 〜0.10% 、V :0.01 〜0.10% 、Mo:0.05 〜0.40% 、N :0.002〜0.006%、およびO:0.003 〜0.006%、を含み、残部がFeおよび不可避不純物からなり、該不可避不純物のうち B含有量を0.0003% 以下およびAl含有量を0.005%以下に制限した化学組成を有し、かつベイナイトの面積率が50〜90%で、残部がフェライト・パーライトおよび高炭素島状マルテンサイトから成り、該高炭素島状マルテンサイトの面積率が5%以下であるミクロ組織を有することを特徴とする590MPa 級圧延形鋼。
IPC (5件):
C22C 38/00 301 ,  B22D 11/00 ,  B22D 11/12 ,  C21D 8/00 ,  C22C 38/14
FI (5件):
C22C 38/00 301 A ,  B22D 11/00 A ,  B22D 11/12 A ,  C21D 8/00 B ,  C22C 38/14
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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