特許
J-GLOBAL ID:200903096148108172

キャプスタンモータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丹羽 宏之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-283557
公開番号(公開出願番号):特開平8-147812
出願日: 1994年11月17日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】 磁気記録再生装置(VTR)の記録媒体テープ駆動を行うキャプスタンモータにおいて、組立上に必要なステータヨーク1のリール系駆動用動力伝達ギヤ8部用の切欠き部1aが存在しても十分な大きさのトルク発生部を確保し得、また、各駆動コイル2の個数を減らしてもモータ特性が低下することなく、さらに、このモータを小型化し得る手段を提供する。【構成】 このため、ロータヨーク12の外周に、外周ギア14を備えたプラスチックロータマグネット13を形成し、伝達ギヤ8を介して動力を取出すと共に、ロータマグネット13に対向して3個の駆動コイル2を所定位置に配設し、前記両ギヤ14と8との噛合い部と各駆動コイル2とが、このモータの角度位相と重ならないよう配設すると共に、各駆動コイル2の巻線形状の内側開角を、ロータマグネット13の着磁分別角度より60〜90%狭くして、かつ、MRセンサ7のリード端子7aをモータ内向きに配設した。
請求項(抜粋):
キャプスタン軸に、ロータヨークを介して固着された多極に着磁されたロータマグネットに対向して3個の駆動コイルが所定位置に配設されたステータユニットが、前記キャプスタン軸を支持する軸受ハウジングに固着されたキャプスタンモータであって、前記ロータヨークの外周にロータマグネットを形成し、このロータマグネットの外周面に所定の着磁を施し、磁気抵抗素子により回転検出信号を得る一方、前記着磁面とは軸方向の異なる位置に外周歯車が形成され、このキャプスタンモータより伝達歯車を介してリール系を駆動するよう構成すると共に、前記伝達ギヤとの噛合い部と前記各駆動コイルとが、このキャプスタンモータの角度位相として重ならない位置に配設されたことを特徴とするキャプスタンモータ。

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