特許
J-GLOBAL ID:200903096150177904

塩化ビニル系重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-068475
公開番号(公開出願番号):特開平6-279510
出願日: 1993年03月26日
公開日(公表日): 1994年10月04日
要約:
【要約】【目的】 本発明は粘度が低く、かつゲル化性が良好なプラスチゾルを与えることのできるペースト用塩化ビニル系重合体の製造方法において、重合反応の制御性を損なうこと無く、微細懸濁重合法により生産性よく製造できる種子重合体を使用して、播種乳化重合を実施できるような方法を提供することを目的としている。【構成】 塩化ビニル系単量体に対し、0.2〜2重量%の塩化ビニル系単量体に可溶な重合開始剤を用いて微細懸濁重合を行う第一工程、第一工程の重合により得られた重合体粒子中に重合開始剤を残存含有するラテックスに水溶性還元剤を添加し、加熱処理して残存重合開始剤を実質的に分解し除去する第二工程、第二工程で得られたラテックスを種子重合体として、これを塩化ビニル系単量体と混合し、播種乳化重合を行う第三工程、を包含する塩化ビニル系重合体の製造方法。
請求項(抜粋):
塩化ビニル単独又は塩化ビニルとこれと共重合可能な化合物との混合物からなる塩化ビニル系単量体に対し0.2〜2重量%の塩化ビニル系単量体に可溶な重合開始剤を用いて微細懸濁重合を行う第一工程、第一工程の重合により得られた、重合体粒子中に重合開始剤を残存含有するラテックスに水溶性還元剤を添加し、加熱処理して残存重合開始剤を実質的に分解し除去する第二工程、第二工程で得られたラテックスを種子重合体として、これを塩化ビニル系単量体と混合し、播種乳化重合を行う第三工程、を包含する塩化ビニル系重合体の製造方法。
IPC (4件):
C08F 2/22 MBM ,  C08F 2/00 MAH ,  C08F 2/18 MBF ,  C08F 14/06
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平3-153712
  • 特開昭59-030807
  • 特開昭57-083507

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