特許

J-GLOBAL ID：200903096158088048

耐溶融ナトリウム性しゅう動部材およびその製造方法

発明者： 萩原 満晴 ,  高橋 明雄
出願人/特許権者： 株式会社東芝
代理人 (1件)： 須山 佐一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-290462
公開番号（公開出願番号）：特開平9-111434
出願日： 1995年10月12日
公開日（公表日）： 1997年04月28日
要約：

【要約】【課題】 溶融ナトリウム中に長時間浸漬した場合も、被膜中へのナトリウムの浸蝕が起こらず、硬さが低下しない耐溶融ナトリウム性のしゅう動部材、およびその製造方法を提供する。【解決手段】 本発明のしゅう動部材においては、耐熱・耐蝕性金属基材の表面に、クロムカーバイド-ニクロム系合金からなる酸素含有量が 1重量%以下の溶射被膜が設けられている。また本発明の製造方法では、耐熱・耐蝕性金属基材の表面に、クロムカーバイドとニクロム系合金粉末とからなる溶射粉末を、フレーム溶射により被覆することにより、 1重量%以下の酸素含有量を有するクロムカーバイド-ニクロム系合金の溶射被膜を形成する。

請求項（抜粋）：

溶融ナトリウム中で使用されるしゅう動部材において、耐熱・耐蝕性を有する金属基材の表面に、クロムカーバイド-ニクロム系合金の溶射被膜が設けられ、かつその溶射被膜中の酸素含有量が 1重量%以下であることを特徴とする耐溶融ナトリウム性しゅう動部材。

IPC (2件)：

C23C 4/06 ,  G21D 1/00 GDF

FI (2件)：

C23C 4/06 ,  G21D 1/00 GDF W