特許
J-GLOBAL ID:200903096159332660

内燃機関用バルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-073798
公開番号(公開出願番号):特開平11-270368
出願日: 1998年03月23日
公開日(公表日): 1999年10月05日
要約:
【要約】【課題】 VVT(可変バルブタイミング制御機構)及び電子スロットルシステムを備えた内燃機関において、アクセル操作量に応じた発生トルクの変動を抑制すること。【解決手段】 油温THO等に基づきVVT10によるトルク変動分が検出され、この検出されたトルク変動分に基づきアクセル操作量としてのアクセル開度APとは独立して内燃機関1への吸気量QAをDCモータ13にて調節する電子スロットルシステムにおけるスロットル開度TAが補正される。これにより、油温THOが低くVVT10の応答性が不足しているときには、VVT10の応答性に起因して損なわれる発生トルクの不足分がスロットルバルブ14の開度により補正され制御されるため、アクセル操作量に応じた発生トルクの変動が抑制されドライバビリティの向上を図ることができる。
請求項(抜粋):
内燃機関の駆動軸から吸気バルブまたは排気バルブの少なくとも何れか一方を開閉する従動軸に駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられ、前記吸気バルブまたは前記排気バルブの開閉タイミングまたはリフト量を変更自在な可変バルブタイミング制御機構と、前記内燃機関の運転状態に応じて前記可変バルブタイミング制御機構により前記開閉タイミングまたは前記リフト量を制御するバルブ制御手段と、各種情報に基づき前記バルブ制御手段で制御される前記開閉タイミングまたは前記リフト量が制限または禁止されるときの前記内燃機関におけるトルク変動を検出するトルク変動検出手段と、各種情報に基づきアクセル操作量とは独立して前記内燃機関への吸気量を調節するスロットルバルブの開度を制御するスロットル制御手段と、前記トルク変動検出手段で検出された前記トルク変動に基づき前記スロットル制御手段で制御される前記スロットルバルブの開度を補正するスロットル補正手段とを具備することを特徴とする内燃機関用バルブタイミング制御装置。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平4-191448
  • 特開平4-191448
  • 特開平4-143408
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