特許
J-GLOBAL ID:200903096181456232

建 材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 滿茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-215008
公開番号(公開出願番号):特開平7-047510
出願日: 1993年08月07日
公開日(公表日): 1995年02月21日
要約:
【要約】[目的] 木炭は、加熱により高効率の遠赤外線を放出する。また木炭は、原料となる木材質本来の組成空隙を失わないため、それ自体として吸湿性、保温性、防音性などの点で優れた性質をもち、また軽量である。しかしながら木炭は、木材質を熱分解処理した結果として極めて脆く、建材に要求される曲げ応力や引張応力をもたない。そこで本発明の目的は、建材に使用できる程度に木炭の剛性を向上させる点にある。[構成] 所定形状に成形した木材を炭化させる一方、当該木炭の組成空隙のうち液状樹脂を注入可能な空隙部分に対して樹脂素材を注入し固化させる。また同様の目的を達成するため、木炭粉末を熱可塑性樹脂によって所定形状に成形する。この木炭は、組織空隙に注入された樹脂によって応力を発揮し形状を維持する。また樹脂の侵入できない微小空隙はそのまま残され、この微小空隙によって吸湿性、保温性、吸音性など木炭本来の性質が保持される。遠赤外効果は損なわれない。
請求項(抜粋):
所定形状に成形した木材を炭化させる一方、当該木炭の組成空隙のうち液状樹脂を注入可能な空隙部分に対して樹脂素材を注入し固化させたことを特徴とする建材。
IPC (4件):
B27K 5/00 ,  E04C 1/39 ,  E04B 1/64 ,  E04B 1/92

前のページに戻る