特許
J-GLOBAL ID:200903096182761900

耐疲労特性および冷間加工性に優れた熱間鍛造鋼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 興作
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-083436
公開番号(公開出願番号):特開2003-277878
出願日: 2002年03月25日
公開日(公表日): 2003年10月02日
要約:
【要約】【課題】 従来から機械構造部品の素材として広く使用されている機械構造用炭素鋼よりも優れた耐疲労特性を有し、かつ冷間加工性にも優れた熱間鍛造鋼を提供する。【解決手段】 鋼成分中、特にTi,NbおよびVをそれぞれ、Ti:0.005 %以下、Nb:0.005 %以下、V:0.005 %以下で、かつ(Ti+Nb+V)≦0.01%の範囲で含有し、さらにNを、N:0.015 %以下で、かつ下記式(1) を満足する範囲において含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成とし、さらに熱間鍛造後の平均オーステナイト粒径が50μm 以下で、かつ100 μm を超える粗大なオーステナイト粒が全体の20%以下で、しかも熱間鍛造ままの鋼組織をフェライト分率:5〜20 vol%のフェライト・パーライト組織とする。 記 T(°C)=7400/(1.95-log 〔Al〕〔N-Ti/3.4-Nb/6.6-V/3.6〕) -273 ≧1000 --- (1)
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.50〜0.65%、Si:0.50〜1.5 %、Mn:0.50〜1.5 %、Cr:0.1 〜0.6 %、Al:0.01〜0.05%、S:0.02%以下、P:0.02%以下を含み、かつTi:0.005 %以下、Nb:0.005 %以下、V:0.005 %以下を、(Ti+Nb+V)≦0.01%の範囲で含有し、さらにNを、N:0.015 %以下で、かつ下記式(1) を満足する範囲において含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成になり、熱間鍛造後の平均オーステナイト粒径が50μm 以下で、かつ100 μm を超える粗大なオーステナイト粒が全体の20%以下で、さらに熱間鍛造ままの鋼組織がフェライト分率:5〜20 vol%のフェライト・パーライト組織であることを特徴とする耐疲労特性および冷間加工性に優れた熱間鍛造鋼。 記 T(°C)=7400/(1.95-log 〔Al〕〔N-Ti/3.4-Nb/6.6-V/3.6〕) -273 ≧1000 --- (1)
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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