特許
J-GLOBAL ID:200903096197776032

スペクトラム拡散通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-035957
公開番号(公開出願番号):特開平6-252882
出願日: 1993年02月25日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】 相関値が伝送の状況によって変化してしまっても、正確な相関値スレッショルドを設定することができ、かつ良好な通信品質を確保できるスペクトラム拡散通信装置を提供することを目的とする。【構成】 誤り訂正/検出実行信号をもとに相関値スレッショルド変更信号、拡散符号設定信号および周波数設定信号を出力する通信品質監視部11を従来のスペクトラム拡散通信装置に加えて構成したものであって、同期保持モードでは通信品質が劣化すると、常に良好な通信品質を確保するために別の拡散符号または周波数チャンネルに変更するように積極的に送信側に請求し、その後に送信側から指定された拡散符号または周波数チャンネルに変更する。
請求項(抜粋):
受信した信号を復調して受信ベースバンド信号を出力する無線部と、送信側の拡散符号と同じ参照拡散符号を発生する拡散符号発生部と、受信ベースバンド信号と参照拡散符号から相関値を出力する逆拡散部と、同期捕捉モードではあらかじめ設定されている相関値スレッショルド基準値から伝送の状況に応じた最適な相関値スレッショルドに変更可能な相関値スレッショルド発生部と、逆拡散部が出力する相関値と相関値スレッショルド発生部が発生する相関値スレッショルドとを比較する相関値比較部と、相関値比較部の出力信号に基づいて同期捕捉モードから同期保持モードに移行することを判定する判定部と、逆拡散部の出力の相関値からデータを再生するデータ再生部と、データ再生部で再生されたデータの誤り訂正あるいは誤り検出を実行し、かつ誤り訂正あるいは誤り検出を実行したときに誤り訂正/検出実行信号を出力する誤り訂正/検出部と、誤り訂正/検出実行信号をもとに相関値スレッショルド発生部に相関値スレッショルド変更信号を出力し、誤り訂正/検出実行信号が基準値以上発生した状態を検出して送信側に拡散符号または周波数チャンネルの少なくとも一方を変更するように請求し、かつ拡散符号発生部には拡散符号設定信号を出力して、相関値スレッショルド発生部には周波数設定信号を出力して送信側から指定された拡散符号,周波数チャンネルに変更する通信品質監視部とを設けたスペクトラム拡散通信装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-107080
  • 特開平3-087481

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