特許
J-GLOBAL ID:200903096200751550

複素包絡線信号生成方法とその回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-197096
公開番号(公開出願番号):特開平7-050694
出願日: 1993年08月09日
公開日(公表日): 1995年02月21日
要約:
【要約】【目的】低域フィルタ特性の変化を許容しつつも、低域フィルタより、相対的な振幅が調整された状態の複素相包絡線信号を得ること。【構成】同相包絡線成分,直交包絡線成分各々がD/A変換部9,5、低域フィルタ部12,8を介されることで、複素包絡線信号として生成される際に、フィルタ部12,8を介された振幅制御用データ対応の包絡線を同相成分,直交成分毎に検波部20,16で検出後、設定基準電圧と比較し、その偏差をしてAGC部10,6を制御することで、それら同相成分,直交成分各々はその振幅値が最適に制御された状態として、低域フィルタ部12,8各々を介し生成され得るものである。
請求項(抜粋):
送信ディジタルデータをベースバンド信号処理することで、同相包絡線成分,直交包絡線成分各々を発生せしめた上、該同相包絡線成分,直交包絡線成分各々はD/A変換された後、高周波成分が除去された状態として生成せしめられるようにした複素包絡線信号生成方法であって、同一の振幅制御用ディジタルデータが所定周期で同時に挿入されている同相包絡線成分,直交包絡線成分各々はD/A変換された状態で利得可変に増幅された後、高周波成分が除去された状態で生成せしめられるに際し、高周波成分除去後の同相包絡線成分,直交包絡線成分各々からは、上記振幅制御用ディジタルデータ対応の包絡線が所定周期で検出された上、設定基準電圧値と比較され、該比較の偏差をして、上記同相包絡線成分,直交包絡線成分各々が増幅される際での利得が所定周期に、かつ独立に制御されることによって、高周波成分除去後のものとして、成分間での相対的な振幅が調整された状態として同相包絡線成分,直交包絡線成分各々が生成されるようにした複素包絡線信号生成方法。

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