特許
J-GLOBAL ID:200903096204893155
リチウム二次電池
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-313930
公開番号(公開出願番号):特開平8-138740
出願日: 1994年11月10日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 電池特性に優れ、且つ安全なリチウム二次電池を提供する。【構成】 リチウム二次電池の電解液の溶媒を、4-トリフルオロメチル-1,3-ジオキソラン-2-オンとジメチルカーボネートの混合溶媒に更にジエチルカーボネート又はメチルエチルカーボネートの少なくとも何れか1種を含む混合溶媒で構成した。【効果】 電池特性に優れ、且つ自己消火性のある安全性の高いリチウム二次電池を得ることができると共に、低温での放電特性が優れる等の効果がある。
請求項(抜粋):
金属リチウム、リチウム合金及び電気化学的にリチウムイオンを吸蔵・放出できる炭素材料からなる群より選択される1種又は2種以上を活物質とする負極と、電気化学的にリチウムを吸蔵・放出できる物質の1種又は2種以上を活物質とする正極と、有機電解液とからなり、該有機電解液が、環状エステルの1種又は2種以上からなる第1溶媒と鎖状エステルの1種又は2種以上からなる第2溶媒とを少なくとも有する混合溶媒に、1種又は2種以上のリチウム塩を有する溶質を溶解したものであり、該第1溶媒は4-トリフルオロメチル1,3-ジオキソラン-2-オンを少なくとも有し、該第2溶媒はジメチルカーボネートを少なくとも有するリチウム二次電池において、該第2溶媒としてジメチルカーボネートにジエチルカーボネートとメチルエチルカーボネートの少なくとも何れか1種を混合したしたものを少なくとも有し、全溶媒中に占める第1溶媒の体積比は35〜55%、第2溶媒の体積比は45〜65%であり、且つ、4-トリフルオロメチル-1,3-ジオキソラン-2-オンの全溶媒に占める体積比は35〜55%であり、ジメチルカーボネートの第2溶媒中に占める体積比は40〜80%、ジエチルカーボネートとメチルエチルカーボネートの少なくとも1種が第2溶媒中に占める体積比は20〜60%であることを特徴とするリチウム二次電池。
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