特許
J-GLOBAL ID:200903096205349823
車両タイヤ内に電気エネルギーを生成する方法及びシステム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
稲葉 良幸
, 大賀 眞司
, 大貫 敏史
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-513074
公開番号(公開出願番号):特表2007-527681
出願日: 2003年12月29日
公開日(公表日): 2007年09月27日
要約:
タイヤはエネルギー蓄積装置(例えばコンデンサー)に結合された圧電撓み素子(313)を含む。圧電撓み素子は、前記タイヤの半径方向(E)に直交する平面に実質的に沿って位置し、圧電素子の第1端部(315)がハウジングに拘束されるように、ハウジング(311)内に片手持ち状に取り付けられる。ローディング質量(312)が圧電撓み素子の第2端部(316)に結合される。圧電素子の制限された撓みを許すために、小さなギャップ(314)がハウジングの内壁とローディング質量の外面との間に形成される。圧電を含むハウジングは、タイヤのトレッド領域に対応するタイヤ部分に、好ましくはタイヤの内面に、取り付けられる。圧電素子は、タイヤが回転するときに半径方向加速度の作用のもとで撓む。ローディング質量及びギャップは、a)タイヤが低速で回転するとき、実質的にタイヤの完全な1回転の間、撓み素子の小実体振動が得られ、b)圧電素子を含むタイヤ部分が実質的に接触パッチを通過する間だけ、撓み素子の大実体振動が得られるように、選択される。タイヤ内に含まれる電子装置に給電するために充分な電力が、圧電素子の長い耐久性と共に、得られる。
請求項(抜粋):
タイヤ内に電気エネルギーを生成する方法であって、
- タイヤ・トレッド領域に対応するタイヤ部分に圧電素子を含むハウジングを結合させるステップであって、前記圧電素子は、前記タイヤの半径方向に直交する平面に実質的に沿って配置されていて、前記ハウジングに実質的に固定されている第1端部とローディング質量に固定された第2端部とを有し、前記ハウジングの少なくとも1つの内壁と前記ローディング質量の外面との間にギャップが形成される、ステップと;
- 前記ローディング質量を前記ギャップ内で振動させ、これにより前記タイヤ回転中に前記圧電素子の第1変形を生じさせるように、前記タイヤを所与の速度より低い第1回転速度で転がり面上で回転させるステップと;
- 完全なタイヤ1回転の、前記タイヤ部分に対応する前記トレッド領域が前記転がり面と接触しない第1部分の間、前記ローディング質量を前記内壁に接触させ、且つ、完全なタイヤ1回転の、前記タイヤ部分に対応する前記トレッド領域が前記転がり面と接触する第2部分の間、前記ローディング質量を前記ギャップ内で振動させ、これにより前記タイヤ回転中に前記圧電素子の第2変形を生じさせるように、前記所与の速度より高い第2回転速度で前記タイヤを前記転がり面上で回転させるステップと;
- 前記圧電素子の前記第1変形及び前記第2変形から生じた電気エネルギーを収集するステップとを含む、方法。
IPC (5件):
H02N 2/00
, H01L 41/113
, B60C 23/04
, B60C 23/20
, B60C 23/02
FI (5件):
H02N2/00 A
, H01L41/08 B
, B60C23/04 N
, B60C23/20
, B60C23/02 J
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