特許
J-GLOBAL ID:200903096215046616
コンパイル方法、コンパイラ、コンパイル装置、プログラムコード作成方法、プログラム、キャッシュ最適利用演算方法、およびキャッシュ最適利用演算装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中野 寛也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-042628
公開番号(公開出願番号):特開2004-252728
出願日: 2003年02月20日
公開日(公表日): 2004年09月09日
要約:
【課題】ラインコンフリクトを含めたトータルなキャッシュミスを軽減でき、処理速度を向上させることができるコンパイル方法、コンパイラ、コンパイル装置、プログラムコード作成方法、プログラム、キャッシュ最適利用演算方法、およびキャッシュ最適利用演算装置を提供すること。【解決手段】ループ整合分割を行った後、同一データローカライザブルグループ(DLG)に属する各小ループ同士を可能な限り連続実行するスケジューリングを行うとともに、パディングを用いて各DLGで使用される配列データについてレイアウト変更を行うことにより、同一DLGに属する各小ループにより使用される複数の部分的な配列データをキャッシュ上に重なることなく割り当てる。【選択図】 図18
請求項(抜粋):
ソースプログラムをコンパイルして目的プログラムを生成するコンパイル方法であって、
前記ソースプログラムに含まれるデータ依存を有する複数のループをそれぞれ分割して前記各ループについてそれぞれ複数の小ループを生成し、これらの各小ループのうち同一の部分的な配列データを使用する小ループ同士を集合させて複数のデータローカライザブルグループを形成し、かつ、この分割・グループ化処理の際には、前記各データローカライザブルグループに属する前記各小ループによりそれぞれ使用される部分的な各配列データの合計サイズが、前記各データローカライザブルグループ毎にキャッシュメモリのサイズ以下に収まるように整合分割を行い、
その後、前記各小ループの実行が確定する実行確定条件および前記各小ループの実行に必要なデータが使用可能状態になるデータアクセス条件からなる最早実行可能条件を満たす範囲内で、同一の前記データローカライザブルグループに属する前記各小ループ同士が、可能な限り連続して実行されるスケジューリングを行うとともに、
前記各データローカライザブルグループに属する前記各小ループにより使用される部分的な前記各配列データ同士が前記キャッシュメモリ上で重なりを持たないように、前記各配列データに対してパディングを用いたデータレイアウト変更を行う
ことを特徴とするコンパイル方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (2件):
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