特許
J-GLOBAL ID:200903096220927825

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-053829
公開番号(公開出願番号):特開平11-245643
出願日: 1998年03月05日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】冷却用熱交換器および加熱用熱交換器を下方から上方に向かって空気が導入されるように配置される車両用空調装置において、バイレベルモード時の頭寒足熱を達成するとともに、車両用空調装置の体格を小さくする。【解決手段】ヒータコア12を吹出モード切換部20とは反対側の車両左側に配置 つまり、本例では、ヒータコア12、エアミックスチャンバー部19、吹出モード切換部20がこの順に車両幅方向に並ぶように配置される。このため、上記検討装置に比べて、ヒータコア12および温風通路15に邪魔させずに、吹出モード切換部20を配置でき、車両用空調装置の車両幅方向の体格を小さくすることができる。冷風通路14を流れる冷風の主流は、車両前方側にあり、この冷風の主流は、上方に向かってエアミックスチャンバー部19内の車両前方側に流れる。この結果、乗員に頭寒足熱をフィーリングを与えることができる。
請求項(抜粋):
車室内への空気流路をなす空調ケース(1)と、前記空調ケース(1)内に配置され、空気を冷却する冷却用熱交換器(11)と、前記空調ケース(1)内で、前記冷却用熱交換器(11)の空気下流側で前記冷却用熱交換器(11)の上方部位に配置され、内部に加熱流体が流れて空気を加熱する加熱用熱交換器(12)と、前記空調ケース(1)内で、前記加熱用熱交換器(12)が車両幅方向の一方である片側に寄って配置されることで、前記冷却用熱交換器(11)を通過した空気が前記加熱用熱交換器(12)をバイパスする冷風通路(14)と、前記空調ケース(1)内で前記冷風通路(14)と併設され、前記加熱用熱交換器(12)を通過した温風が流れる温風通路(15)と、前記冷風通路(14)を流れた冷風と前記温風通路(15)を流れた温風との混合割合を調整することで、空調風の温度を調整する混合割合調整部材(16)と、前記空調ケース(1)内に設けられ、前記混合割合調整部材(16)にて割合調整された冷風と温風とを混合するエアミックスチャンバー部(19)と、前記エアミッスチャンバー部(19)にて混合された空調風の吹き出し部位を切り換える吹出モード切換部(20)とを備え、前記冷却用熱交換器(11)および前記加熱用熱交換器(12)を、上方から下方に向けて空気が導入されるように配置し、前記温風通路(15)が下方に湾曲するように構成された車両用空調装置に適用され、前記吹出モード切換部(20)は、上方部位に空調風を乗員の上半身へ送風するためのフェイス開口部(21)、下方部位に空調風を乗員の下半身へ送風するためのフット開口部(23)を有し、前記エアミックスチャンバー部(19)は、前記加熱用熱交換器(12)よりも前記車両幅方向の前記冷風通路(14)側に設けられ、前記吹出モード切換部(20)は、前記エアミックスチャンバー部(19)より前記車両幅方向の他方で前記冷風通路(14)側に配置されており、前記混合割合調整部材(16)が、前記冷風と前記温風とを混合させる中間温度領域時において、前記冷風の主流が前記エアミックスチャンバー部(19)のうち車両前後方向の一方側で上方に向かって流れ込み、前記温風の主流が前記エアミックスチャンバー部(19)のうち車両前後方向の一方側で下方に向かって流れ込むようにしたことを特徴とする車両用空調装置。
IPC (2件):
B60H 1/00 102 ,  B60H 1/00
FI (4件):
B60H 1/00 102 A ,  B60H 1/00 102 J ,  B60H 1/00 102 K ,  B60H 1/00 102 P

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