特許
J-GLOBAL ID:200903096224384567

画像データ圧縮装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-134412
公開番号(公開出願番号):特開平6-350999
出願日: 1993年06月04日
公開日(公表日): 1994年12月22日
要約:
【要約】【目的】 符号化する画像に応じて符号量を最適に割当てることのできる画像データ圧縮装置を提供する。【構成】 フレーム並び替え回路101で処理するフレームの順番に並び替えられ、動き予測回路102により予測フレームの動きベクトルが求められ、動き補償回路110により動き補償され、減算器103で参照フレームに対して差分処理し、量子化器105で視覚特性に応じた再量子化を行い、可変長符号化器106で可変長符号化し、逆量子化器108で逆量子化して、加算器112で以前の参照フレームと加算して、フレームメモリ111に蓄積される。一方、動きベクトル標準偏差演算回路116により動きベクトルの標準偏差が求められ、量子化係数演算回路115により量子化係数が求められ、量子化マトリクス107と乗算器117により乗算され、量子化ステップが決められる構成を有する。
請求項(抜粋):
画像データをフレーム毎に順番を並び替えるためのフレーム並び替え回路と、前記並び替えられたフレームのうち、前方予測フレームと後方予測フレームに対して相関性を高めるために、動きベクトルを求めるための動き予測回路と、前記前方予測フレームと後方予測フレームに対して、動き補償された参照フレームとの差分処理を行うための減算回路と、前記フレーム内及びフレーム間処理されたデータを直交変換する直交変換回路と、前記直交変換されたデータを量子化するための量子化回路と、前記量子化されたデータを発生頻度に応じて符号長の異なる可変長符号を行うための可変長符号化回路と、前記量子化されたデータの内、参照フレームとなる、データに対して画像を再構成するために逆量子化するための逆量子化回路と、前記逆量子化されたデータを逆直交変換するための逆直交変換回路と、前記逆直交変換されたデータの内、差分処理された前方予測フレームに対して参照フレームとなる画像データと加算処理するための加算回路と、前記再構成された画像フレームを蓄えておくフレームメモリと、前記参照フレームを前記動き予測器により求められた動きベクトルに従って動き補償を行うための動き補償回路と、前記動き予測器により求められた動きベクトルの標準偏差値を求めるための動きベクトル標準偏差演算回路と、前記符号化されたデータを一定のレートに制御するために量子化係数を演算するための量子化係数演算回路と、前記直交変換されたデータに対して視覚特性に基づいた量子化を行うために重み付けをする量子化マトリクスと、前記量子化係数と量子化マトリクスを乗算するための乗算回路と、前記符号化されたデータと、動きベクトルのデータを多重化するための多重化回路と、前記多重化されたデータを、一定のレートで出力するために、一時的に蓄えておくためのレートバッファを備えた画像データ圧縮装置。
IPC (2件):
H04N 7/137 ,  H04N 5/92

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