特許
J-GLOBAL ID:200903096225435840
内燃機関用点火装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松本 英俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-272884
公開番号(公開出願番号):特開平6-017738
出願日: 1991年10月21日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】内燃機関の回転速度が設定値を超えたときに機関を失火させて、機関の過回転を防止する場合に、設定値付近で機関の出力が急激に変動するのを防止する。【構成】コンデンサC1 の電荷をサイリスタS1 を通して点火コイル1の1次コイルに放電させることにより点火用の高電圧を得る点火回路を用いる。内燃機関の回転速度が設定値を超えた時にコンデンサC1 の充電を阻止して点火動作を停止させる失火制御回路6と、この失火制御回路の動作を周期的に停止させて点火動作を復帰させる間引き制御回路7とを設けて、機関の回転速度が設定値を超えたときに機関の点火を周期的に間引く。
請求項(抜粋):
点火コイルと、内燃機関により駆動される交流発電機内に設けられたエキサイタコイルと、前記点火コイルの1次側に設けられた点火エルネギ蓄積用コンデンサ、導通した際に前記コンデンサの電荷を点火コイルの1次コイルに放電させるように設けられた放電制御用サイリスタ及び内燃機関の点火時期に前記サイリスタにトリガ信号を与える点火時期決定回路を備えた主点火回路と、前記エキサイタコイルの一方の半サイクルの出力で前記点火エネルギ蓄積用コンデンサを充電するコンデンサ充電回路と、内燃機関の回転速度が設定値を超えた時に前記点火エネルギ蓄積用コンデンサの充電を阻止して点火動作を停止させる失火制御回路と、前記失火制御回路の動作を周期的に停止させて点火動作を復帰させる間引き制御回路とを備えた内燃機関用点火装置において、前記失火制御回路は、導通した際に前記点火エネルギ蓄積用コンデンサの充電電流を該コンデンサから側路するように設けられた失火制御用サイリスタと、前記エキサイタコイルの一方の半サイクルの出力で前記失火制御用サイリスタに点弧信号を与えるサイリスタ点弧回路と、前記エキサイタコイルの他方の半サイクルの出力により一定の時定数で充電される速度検出用コンデンサと、前記速度検出用コンデンサの電荷を一定の時定数で放電させる速度検出用コンデンサ放電回路と、前記失火制御用サイリスタの点弧回路に接続され、前記速度検出用コンデンサの両端に得られる速度検出電圧により制御されて、前記速度検出電圧が設定値以下のときに前記失火制御用サイリスタに点弧信号が与えられるのを阻止し、前記速度検出電圧が設定値を超えた時に前記失火制御用サイリスタに点弧信号が与えられるのを許容するサイリスタ点弧制御用スイッチとを備え、前記間引き制御回路は、前記失火制御用サイリスタに直列に接続された小抵抗と、前記小抵抗の両端の電圧により一定の時定数で充電される間引き制御用コンデンサと、前記間引き制御用コンデンサの電荷を一定の時定数で放電させる間引き制御用コンデンサ放電回路と、前記失火制御用サイリスタの点弧回路に接続され、前記間引き制御用コンデンサの両端の電圧が設定値に達した時に導通して導通している期間前記失火制御用サイリスタに点弧信号が与えられるのを阻止し、前記間引き制御用コンデンサの両端の電圧が設定値未満のときに遮断状態になって前記失火制御用サイリスタに点弧信号が与えられるのを許容する間引き制御用スイッチとを備えていることを特徴とする内燃機関用点火装置。
IPC (2件):
F02P 11/02 301
, F02P 9/00 304
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