特許
J-GLOBAL ID:200903096228556800

永久磁石界磁同期電動機のセンサレス制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-094684
公開番号(公開出願番号):特開平10-032993
出願日: 1997年03月27日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 センサレス制御される永久磁石界磁同期電動機の回転子の界磁磁極の極性を、回転中にも判定し、制御性を向上させることである。【解決手段】 制御周期ごとに永久磁石界磁同期電動機の相電流を検出し、上記回転子の位置角度θ、角速度ωを算出し、これを永久磁石界磁同期電動機の制御にフィードバックするセンサレス制御方法において、位置角度θの差分を演算してこれをω’とし(ステップ202)、次いで上記ω’と、永久磁石界磁同期電動機の相電流等から算出した角速度ωの符号を比較し(ステップ203)、符号が異なる場合は、界磁磁極の極性が間違って認識されていると判断して位置角度θには、これにπラジアンを加算する位相補正を行ない、角速度ωには、その符号を反転する符号補正を行なう(ステップ204)。
請求項(抜粋):
電圧指令値を入力とする多相の交流電力発生手段により上記電圧指令値に応じた相電圧が印加されて作動する永久磁石界磁同期電動機のセンサレス制御方法であって、制御周期ごとに上記電圧指令値に応答する上記永久磁石界磁同期電動機の相電流を検出し、検出した相電流に応じて上記永久磁石界磁同期電動機の回転子の位置角度と回転速度とを算出し、これら算出した位置角度と回転速度とをフィードバックして上記電圧指令値を逐次設定し、上記永久磁石界磁同期電動機の制御を行なう永久磁石界磁同期電動機のセンサレス制御方法において、算出された位置角度の変化から判断される上記回転子の回転速度と算出された回転速度とが一致しないとき、上記演算された位置角度に所定量の位相を加算する位相補正を行なうことを特徴とする永久磁石界磁同期電動機のセンサレス制御方法。
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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