特許
J-GLOBAL ID:200903096237852934

オイルフィルタカートリッジを備えたエンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-055658
公開番号(公開出願番号):特開平10-252439
出願日: 1997年03月11日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】 エンジン本体部を大きく改造することなく、オイルフィルタカートリッジの有無を選択できるようにする。【解決手段】 エンジンのクランクケースカバー4のオイルポンプ嵌入位置に、取付基台具11を介してオイルフィルタカートリッジ10を取り付けるようにする。オイルフィルタカートリッジ10、取付基台具11およびクランクケースカバー4とは管継手ボルト20により固定され、オイルフィルタカートリッジ10の浄油室32と出口側オイル通路84である潤滑油通路8は管継手ボルト20の油戻し孔25により連通状態になるので、オイル通路の構成が簡単で取付作業も簡単になる。
請求項(抜粋):
シリンダブロック(1)にクランクケースカバー(4)を取り付けるように構成したエンジンにおいて、クランクケースカバー(4)にオイルポンプ(6)を取り付けるオイルポンプ嵌入孔(34)と管状固定具(80)の取付孔(81)とを設け、オイルポンプ嵌入孔(34)にオイルポンプ(6)を嵌入させ、入口側オイル通路(82)をオイルポンプ嵌入孔(34)に嵌入されたオイルポンプ(6)の吸入側室(45)に連通し、出口側オイル通路(84)を取付孔(81)に連通し、オイルポンプ嵌入孔(34)と取付孔(81)とを有するクランクケースカバー(4)の領域に臨んでオイルフィルタカートリッジ(10)を取り付ける取付基台具(11)を構成し、前記取付基台具(11)が、クランクケースカバー(4)へ取り付けるカバー側取付座(16)と、オイルフィルタカートリッジ(10)を取り付けるカートリッジ側取付座(17)と、カートリッジ側取付座(17)に臨む側に開口を有する油導入室(18)と、油導入室(18)とオイルポンプ(6)の吐出側口(14)とを連通するオイル導入孔(21)と、管状固定具(80)が挿通する挿通孔(22)とを有し、油戻し孔(25)を備えた管状固定具(80)を油導入室(18)側から挿通孔(22)を介して取付孔(81)に係合させることにより、取付基台具(11)をクランクケースカバー(4)に取り付けるように構成し、取付基台具(11)をクランクケースカバー(4)に取り付けるとともに取付基台具(11)にフィルタカートリッジ(10)を取り付けた状態で、管状固定具(80)の油戻し孔(25)のフィルタ側口はフィルタカートリッジ(10)の浄油室(32)と連通しており、入口側オイル通路(82)からオイルポンプ(6)の吸入側室(45)、吐出側口(14)、オイル導入孔(21)を経て油導入室(18)からフィルタカートリッジ(10)の未浄油室(31)に入ったオイルが、フィルタカートリッジ(10)のフィルタ部材(85)、浄油室(32)を経て管状固定具(11)の油戻し孔(25)、取付孔(81)から出口側オイル通路(84)に戻るようにオイル通路を構成したことを特徴とする、オイルフィルタカートリッジを備えたエンジン。

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