特許
J-GLOBAL ID:200903096238358976

文字認識装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-111183
公開番号(公開出願番号):特開平5-307644
出願日: 1992年04月30日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】 文書画像中の文字を認識する文字認識装置において、接触文字の影響を最小限にとどめ、高精度の認識結果を短時間で得ることの出来る文字認識装置を提供することを目的とする。【構成】 認識結果を得た文字画像を、統計的に接触し易い文字の組み合せを格納した接触文字組リストにしたがって組み合わせ、疑似的な接触文字画像を生成し、接触文字として判定された画像と生成された疑似的な接触文字画像とを比較することにより接触文字の認識を行い、接触文字を多く含む文章でも接触文字による認識精度及び認識スピードの低下を抑える。
請求項(抜粋):
認識対象画像として入力された画像を記憶する画像格納手段と、画像中の黒画素の連なりをもとにして仮想的に外接する矩形を求める外接矩形検出手段と、外接矩形内の黒画素の分布を抽出して図形特徴を求める図形特徴抽出手段と、認識対象画像を構成する文字の図形特徴を記憶しておく認識辞書手段と、多くの文書から接触し易い文字の組合せを統計的に求め、組合せに従って予め生成した接触状態の画像を記憶しておく接触文字辞書手段と、前記図形特徴抽出手段で求めた図形特徴と前記認識辞書手段にある図形特徴を比較して差を求め、その特徴の差の値がある一定の判定基準よりも小さい場合に文字と判定する文字認識手段と、前記文字認識手段で文字と判定することができなかった画像と前記接触文字辞書手段から得られる文書画像を比較して差を求め、画像の差がある一定の判定基準よりも小さい場合に前記接触状態の画像を生成する元の文字の接触文字と判定する接触文字認識手段と、文字と判定できた場合は、文書画像に対応する文字の認識結果を記憶しておく認識結果格納手段と、特定の文字と判定することができなかった画像を黒画素の縦方向の分布の最も小さな部分で分離する接触文字分離処理手段と、を備えたことを特徴とする文字認識装置。
IPC (2件):
G06K 9/62 ,  G06K 9/34

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