特許
J-GLOBAL ID:200903096238661920
制動制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-186479
公開番号(公開出願番号):特開平7-040824
出願日: 1993年07月28日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】【目的】 刻々の車速と車輪速とを演算して車輪の制動状態を制御し、車速に所定のスリップ率を乗じて設定した目標車輪速に対して実際の車輪速を上下させる形式で、車輛の制動過程を制御する制動制御装置に関し、制動期間中に操作者が操舵を望む場合を自動的に検知して、操舵を優先した制御に移行させ、従来よりも操舵性能を十分に確保した状態で車輛を停止に至らせ得る制動制御装置を提供することを目的とする。【構成】 車輪11を制動する制動手段12を制御手段14によって自動制御するとき、制動過程で車輛が操舵状態にあることを判定する操舵状態の検出手段15と、操舵状態では非操舵状態でよりも低いスリップ率を用いて目標車輪速を設定する設定手段16と、を付加した構成とする。
請求項(抜粋):
車輛の車輪(11)を制動する制動手段(12)と、車輛に配置したセンサ(13)の出力から刻々の車速と車輪速とを演算して前記制動手段(12)を制御し、前記車速に所定のスリップ率を乗じて設定した目標車輪速に対して実際の前記車輪速を上下させる形式で、前記車輛の制動過程を制御する制御手段(14)と、を有する制動制御装置において、前記車輛の制動過程で、前記車輛が操舵状態にあることを判定する操舵状態の検出手段(15)と、前記制御手段(14)における前記目標車輪速を操舵状態と非操舵状態とで異ならせ、操舵状態では非操舵状態でよりも低いスリップ率を用いて前記目標車輪速を設定する設定手段(16)と、を有することを特徴とする制動制御装置。
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