特許
J-GLOBAL ID:200903096239200462

メモリ管理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西野 卓嗣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-001818
公開番号(公開出願番号):特開平6-208502
出願日: 1993年01月08日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 メモリエリアの有効利用が図れかつ空きブロック検索時間の短縮化が図れるメモリ管理方法を提供する。【構成】 ステップ1でタスク側からメモリ使用要求があると、モニタ部は、ステップ2でブロック管理テーブルを用いて、要求されたメモリサイズに適した小さなサイズのブロックから順に空きブロックを検索し、空きブロックが見つかるとその空きブロックを確保して当該確保ブロックに関するアドレス情報をタスク側に渡すとともに当該確保ブロックが使用中になったことをブロック管理テーブルに記憶させる。タスク側はモニタ部から渡されたアドレス情報に基づいて、上記確保ブロックを使用してプログラムを実行した後に、使用した上記確保ブロックに関するアドレス情報をモニタ部に返す。モニタ部は、タスク側から返された上記アドレス情報に基づいて、タスク側が使用した上記確保ブロックが空きブロックになったことをブロック管理テーブルに記憶させる。
請求項(抜粋):
タスク側がプログラムを実行する時に動的に確保、解放して使用するメモリエリアをモニタ部で管理するメモリ管理方法において、モニタ部は、上記メモリエリアを2種以上のサイズの異なるブロックに分割し、各ブロックが使用中であるか未使用であるかを記憶するブロック管理テーブルを有し、タスク側からメモリ使用要求があったときに、ブロック管理テーブルを用いて、要求されたメモリサイズに適した小さなサイズのブロックから順に空きブロックを検索していき、空きブロックが見つかったときにはその空きブロックを確保して当該確保ブロックに関するアドレス情報をタスク側に渡すとともに当該確保ブロックが使用中になったことをブロック管理テーブルに記憶させ、タスク側は、モニタ部から渡された上記アドレス情報に基づいて上記確保ブロックを使用してプログラムを実行した後、使用した上記確保ブロックに関するアドレス情報をモニタ部に返し、モニタ部は、タスク側から返された上記アドレス情報に基づいて、タスク側が使用した上記確保ブロックが空きブロックになったことをブロック管理テーブルに記憶させることを特徴とするメモリ管理方法。

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