特許
J-GLOBAL ID:200903096241307029

ガス容器の使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 俊夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-126800
公開番号(公開出願番号):特開平7-310897
出願日: 1994年05月16日
公開日(公表日): 1995年11月28日
要約:
【要約】【目的】 ガス容器からガスを消費した後、ガス容器へガスを充填するまでの間、容器弁を大気へ開放しないようにすることにより、不純物の侵入を防ぐガス容器の使用方法を提供すること。【構成】 金属部分がハステロイにより構成された容器弁では、ハステロイは酸化性環境における耐食性に優れているため、腐食性ガスの消費後容器弁内を洗浄せずに腐食性ガスを充填しても腐食は起こりにくい。この容器弁が装着されたガス容器において、腐食性ガス消費後、一部腐食性ガスを残留させた状態で容器弁内を減圧雰囲気とするか又は不活性ガスでパージし、この後再び腐食性ガスを充填すると、容器弁を大気に開放することなく腐食性ガスを充填することができる。このため大気と容器弁内部との接触を防いで、大気中に含まれる水分や重金属類が容器弁内部へ侵入することを防ぐことができる。
請求項(抜粋):
容器弁が装着されたガス容器にガスを充填する方法において、前記ガス容器内のガスを消費した後、前記容器弁を閉じたまま、当該容器弁内を減圧雰囲気とするか又は不活性ガスによりパージする工程と、前記容器弁の配管側のバルブを閉じる工程と、前記のバルブ及び容器弁を通じてガス容器内にガスを充填する工程と、を含み、ガス容器内のガスをガスの一部がガス容器内に残留する状態で消費した後、このガス容器内へガスを充填するまでの間、容器弁を大気に開放しないようにしたことを特徴とするガス容器の使用方法。

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