特許
J-GLOBAL ID:200903096246879926
ブレーキ圧力制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-097805
公開番号(公開出願番号):特開平5-116609
出願日: 1992年04月17日
公開日(公表日): 1993年05月14日
要約:
【要約】【目的】 ABSおよびASRを備えた全輪駆動車両用のブレーキ圧力制御装置であって,ASRが作動中でもドライバが常にブレーキをかけることができかつ堅いブレーキペダルが存在しないようにすることが目的である。【構成】 ABSは自給式戻しポンプを備え,該戻しポンプはASRの場合に2つの補助弁により圧力発生器として働く。この目的のために選択された車軸のうちのまず滑り回転傾向を示す車輪におけるブレーキ圧力が調節され,一方他のすべての車輪におけるブレーキ圧力がABS弁を介して調節される。これにより少なくとも1つの車輪ブレーキにおけるブレーキ圧力が常に上昇される。ABSが応答すると,ASRが遮断される。
請求項(抜粋):
2つのブレーキ回路と,ABS弁による車輪の個々の制御を備えたABSと,制御の際に排出されたブレーキ流体をブレーキ回路に戻すためのブレーキ回路ごとの自給式ポンプと,およびASRの場合に該戻しポンプをブレーキ圧力の供給のために利用するブレーキASRとを含む全輪駆動車両用ブレーキ圧力制御装置であって,ここでブレーキ回路ごとにブレーキ回路内の主ブレーキシリンダと戻しポンプの供給点との間のブレーキ配管内に切替弁が設けられ,該切替弁はASRの場合において圧力上昇の際に通過可能となりかつ車輪ブレーキの方向に開放するワンウェイ弁で連結されており,また各ブレーキ回路内で主ブレーキシリンダと戻しポンプの入口との間に負荷弁を設けた結合部が存在し,該負荷弁はASRの場合において圧力上昇の際に通過可能となり;およびASRの場合に戻しポンプ,供給および負荷弁およびABS弁を作動しまたブレーキを作動する場合は該ASRを遮断するための制御回路を含む全輪駆動車両用ブレーキ圧力制御装置において:該制御回路が切替弁および負荷弁を介して,選択された軸のより高いブレーキ圧力を示す車輪における圧力を調節するように;他方の車輪の圧力がABS弁(1つまたは複数)により調節されるように;およびドライバのブレーキ希望が車輪に付属のABSの応答により検知されそれによりASRが遮断されるように;該制御回路が設計されていることを特徴とする全輪駆動車両用ブレーキ圧力制御装置。
IPC (2件):
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