特許
J-GLOBAL ID:200903096258440660

空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苗村 正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-230894
公開番号(公開出願番号):特開平7-061209
出願日: 1993年08月23日
公開日(公表日): 1995年03月07日
要約:
【要約】【目的】氷雪路面における走行性能を保持しつつ乾いた路面での走行における耐摩耗性及び耐偏摩耗性を向上する。【構成】トレッド部2に溝10を凹設することにより、陸面12と海面13とに区分し、かつ前記トレッドゴム15を内側のベースゴム層16と外側のキャップゴム層17とにより形成し、さらにベースゴム層16及びキャップゴム層17の各硬度とトレッドゴム15の全厚さTに対するベースゴム層の厚さt1比とを規制するとともに、陸面に設けサイピング14をベースゴム層16に切込ませている。
請求項(抜粋):
トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアで折返すカーカスと、このカーカスの半径方向外側かつトレッド部の内方に配されるベルト層とを含むタイヤ構造層を具え、かつ前記トレッド部に溝を凹設することによりトレッド外面をなす陸面と、前記溝の溝壁面が挟む海面とに区分し、かつ前記トレッド部にタイヤ構造層に沿ってタイヤ軸方向に延在するベースゴム層と、このベースゴム層の半径方向外側でタイヤ軸方向にのびることにより前記陸面と、溝壁面とを覆うキャップゴム層とからなるトレッドゴムを配した空気入りタイヤであって、前記ベースゴム層はキャップゴム層よりも硬質かつ0°CでのJISA硬度が58〜68度のゴムからなり、キャップゴム層は0°CでのJISA硬度が50〜60度かつ有機繊維材からなる短繊維を、ゴム100重量部に対して2〜10重量部を配合したゴム組成物からなるとともに、前記陸面での前記ベースゴム層の厚さt1と前記トレッドゴムの全厚さTとの比t1/Tを0.3〜0.6とし、しかも前記陸面に、少なくとも一端が前記溝壁面で開口するとともにベースゴム層を切込む深さを有するサイピングを形成するとともに、このサイピングの最も深い位置でのサイピング最大深さHSは、前記溝の溝深さgの0.6〜0.9倍、かつ前記サイピングがベースゴム層を切込む切込み深さHNと前記サイピング最大深さHSとの比HN/HSを0.08以上かつ0.3以下としたことを特徴とする空気入りタイヤ。
IPC (3件):
B60C 11/00 ,  B60C 1/00 ,  B60C 11/12
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 空気入りタイヤ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-042198   出願人:株式会社ブリヂストン
  • 特開平3-169723
  • 特開昭63-123686

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