特許
J-GLOBAL ID:200903096261385964

スライディングカテーテル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 均 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-185719
公開番号(公開出願番号):特開平8-047539
出願日: 1994年08月08日
公開日(公表日): 1996年02月20日
要約:
【要約】【目的】 筒状のバルーン膜の進行方向を任意に選択することが可能であり、分岐部がある体腔内でも、任意の分岐方向に侵入させることが可能なスライディングカテーテルを提供すること。【構成】 筒状のバルーン膜8の少なくとも周方向一部20を、他の周方向部分22と異なる物性に設定する。筒状のバルーン膜8がめくり上げられながら反転して突出する際に、筒状のバルーン膜にかかる軸方向の引っ張り力に対して、延伸率の高い物性部分が延伸率の低い物性部分よりも多く突出し、その結果として筒状のバルーン膜8の先端に一定の角度を持たせることが可能となった。また、別の方法として、筒状のバルーン膜8の表面を、軸方向に対して直角な断面において、一定の角度に渡って摩擦係数に差がつくような異なる組成の親水性ポリマー25で被覆する。
請求項(抜粋):
体腔内に挿入されるカテーテル管と、このカテーテル管の内部に軸方向移動自在に装着されるスライド体と、このスライド体の遠位端に第1開口端部が接合され、前記カテーテル管の遠位端に第2開口端部が接合される筒状のバルーン膜とを有し、前記カテーテル管と前記筒状のバルーン膜および前記スライド体とで形成される内腔部に圧力流体が封入され、前記筒状のバルーン膜が、スライド体を軸方向に移動することにより、カテーテル管の遠位端内部から反転しながら繰り出されるときに、一定の角度で曲がることができるように、バルーン膜の一物性値が周方向に分布してなることを特徴とするスライディングカテーテル。
FI (2件):
A61M 25/00 410 H ,  A61M 25/00 410 J
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭62-170260
  • 特開昭58-007263
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-170260
  • 特開昭58-007263

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