特許
J-GLOBAL ID:200903096263690713

複合シリンダ及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-099657
公開番号(公開出願番号):特開平6-304982
出願日: 1993年04月26日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】【目的】 機械加工が容易で、しかも製作時に曲がりが生じにくい複合シリンダ及びその製造方法を提供する。【構成】 シリンダ本体1 の軸方向端面から軸心と同心状に開設されたリング部材嵌合孔2,3 に、開孔部開設用リング部材6,10及び強靱性鋼材で形成された埋設用リング部材7,11を互いに隣接した状態で嵌着し、各リング部材6,7,10,11 及びシリンダ本体1 のライニング用貫通孔4,12が連通することによって形成されたライニング用粉末充填孔13の内面にライニング用粉末16を充填し、熱間等方圧加圧により前記ライニング用粉末の焼結層からなるライニング層19を接合形成すると共にシリンダ本体1 と各リング部材とを拡散接合させた後、機械加工により外周部から前記開孔部開設用リング部材6,10に至る開孔部20,21 を開設する。
請求項(抜粋):
強靱性鋼材からなるシリンダ本体の軸心に沿って開設されたライニング用粉末充填孔の内面にライニング用粉末を充填し、熱間等方圧加圧により前記ライニング用粉末を焼結すると共にその焼結層からなるライニング層をシリンダ本体内面に接合形成する複合シリンダの製造方法において、軸方向端面から軸心と同心状にリング部材嵌合孔が開設されると共に該嵌合孔の末端から軸心に沿ってライニング用貫通孔が開設されたシリンダ本体と、前記リング部材嵌合孔に嵌着されると共に軸心に沿ってライニング用貫通孔が開設された開孔部開設用リング部材と強靱性鋼材で形成された埋設用リング部材とを準備し、前記リング部材嵌合孔に開孔部開設用リング部材及び埋設用リング部材を互いに隣接した状態で嵌着し、各リング部材及びシリンダ本体のライニング用貫通孔が連通することによって形成されたライニング用粉末充填孔の内面にライニング用粉末を充填し、熱間等方圧加圧によりライニング層を接合形成すると共にシリンダ本体と各部材リングとを拡散接合させた後、機械加工によりシリンダ本体の外周部から前記開孔部開設用リング部材に至る開孔部を開設することを特徴とする複合シリンダの製造方法。
IPC (2件):
B29C 45/62 ,  B29C 47/66

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