特許
J-GLOBAL ID:200903096271503906

プレストレスト転がり軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-044052
公開番号(公開出願番号):特開平7-012120
出願日: 1994年03月15日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】 支持体とシャフトとの間に設けられ、通常相対回転のみを許容するが、強い衝撃時には軸方向相対摺動をも許容する転がり軸受を提供する。【構成】 2つの端部(E)間にネック部(R)を備えたシャフト(A)と支持体との間に配置される転がり軸受は、内軌道レース(10)と、外軌道レース(20)と、保持リング(30)と、転がり部材(40)と、保持器(50)とを有し、保持器の少なくとも一方の縁部(52)が支持素子(5220、5221、5223)を備え、ネック部が傾斜部(121)の如き当接素子を備え、保持器を軸方向の固定位置に通常保持するが、シャフトの上記端部の一方に取り付けられたスリーブ(M)が軸方向で摺動して保持器に衝突したときは支持素子の変形後に保持器の軸方向摺動を許容する。転がり軸受は陸上走行自動車に適用される。
請求項(抜粋):
改善した保持器を備え、所定のしきい値を越える負荷を受けたときに軸方向に摺動できるスリーブが取り付けられた一端部、及び他端部により境界を定められたネック部を有するシャフトと、支持体との間に介挿されるようになったプレストレスト転がり軸受であって、前記シャフトに関連する内軌道レース(10)と、前記支持体に関連する外軌道レース(20)と、この外軌道レース(20)に半径方向の求心応力を加える保持リング(30)と、前記2つの軌道レース(10、20)間に介挿されてこれら軌道レース上を転がる転がり部材(40)と、これら転がり部材(40)を保持するためのセル(511)を形成するように穿孔され2つの縁部(52)を備えた本体(51)を有する保持器(50)とを具備したプレストレスト転がり軸受において、少なくとも一方の前記縁部(52)が支持素子(520)を具備し、前記ネック部が、この支持素子(520)と共働して、特に前記シャフトに関して軸方向で固定された状態で前記保持器(50)を適所に保持するようになっており、しかも、前記スリーブが同保持器(50)に遭遇して前記所定のしきい値より小さな一定の限界値に少なくとも等しい軸方向の負荷を生じさせたときに、当該支持素子(520)の変形後に同保持器(50)の軸方向摺動を許容するようになった当接素子(120)を具備することを特徴とするプレストレスト転がり軸受。
IPC (4件):
F16C 19/26 ,  B62D 1/19 ,  F16C 33/41 ,  F16C 33/49

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