特許

J-GLOBAL ID：200903096274605629

表示装置

発明者： 下村 容子 ,  武内 徹二 ,  重田 照明
出願人/特許権者： 松下電器産業株式会社
代理人 (1件)： 森本 義弘
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-006301
公開番号（公開出願番号）：特開平6-214508
出願日： 1993年01月19日
公開日（公表日）： 1994年08月05日
要約：

【要約】【目的】 表示画面の周囲光の強弱に応じて、画面輝度を自動的に変化させ、常に使用者が表示文字や図形を視認しやすいようにする。【構成】 表示画面近傍の明るさを周囲光受光部8で検出し、周囲光受光部8で検出した表示画面近傍の照度値により表示文字や図形のある一定の視認性を確保し維持するための調光画面輝度域を画面輝度演算部9で演算し、この画面輝度演算部9で算出された調光画面輝度域を基に画面輝度値を輝度判定部11で判定し、画面輝度制御部12で調光する。これにより、様々な照明環境のもとでの人間の目の特性を考慮したある一定の視認性を確保することができる。

請求項（抜粋）：

表示画面近傍でかつ観測者に向かい合うように配置した周囲光受光部と、前記周囲光受光部の出力信号を基に調光画面輝度域を演算する画面輝度演算部と、前記画面輝度演算部の出力信号を基に画面輝度値を判定する輝度判定部と、前記輝度判定部からの出力信号を基に表示画面の画面輝度を調光する画面輝度制御部を具備し、前記画面輝度演算部は前記周囲光受光部から得られた照度Iに対し、コントラストC(第1式)と輝度対比弁別域Cmin (第2式)との比から求められる可視度V1(第3式)が7〜10となる調光画面輝度域Lを第4式を基に算出するようにしたことを特徴をする表示装置。(第1式)C=|Lb-Lo|/(Lb+Leq)(第2式)Cmin=0.05936{(1.639/Lb)0.4 +1}2.5(第3式)Vl=16.846{(1.639/Lb)0.4 +1}-2.5×C(第4式)53exp(0.13logI2 )≧L≧18exp(0.16logI2 )なおLo:対象画面輝度、Lb:背景画面輝度、Leq:等価光幕輝度である。