特許
J-GLOBAL ID:200903096275944770

ソフトハンドオフにおける送信電力制御方式および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩佐 義幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-129059
公開番号(公開出願番号):特開平10-322269
出願日: 1997年05月20日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 セルラー方式のCDMA移動通信システムにおいて、あるセルでそのセルの基地局と通信中の移動局が、隣りのセルに移動していく課程で、他の呼への干渉を軽減する。【解決手段】 基地局30は移動局40から受信したフレームエラー情報を基地局制御装置10に報告しており、基地局制御装置では同じ移動局のフレームエラー情報が複数の基地局から報告されてきた場合は、その結果を合成してもっともよい結果を基地局に送信する下りフレームに付加して、その移動局に通信している全基地局に送信する。自局で検出したフレームエラーが悪くても、他の基地局で良好であれば不必要に送信電力を上げる制御を行うことが無くなり、他の呼への干渉を押さえることができる。
請求項(抜粋):
サービスエリアが複数のセルから構成され、それぞれのセルに送信機および受信機を有する基地局が設けられ、それら基地局は複数の基地局を制御する基地局制御装置により監視制御されており、それぞれのセルでは前記基地局と、送信機および受信機を有する移動局が無線通話チャネルを設定して通信を行うセルラー方式のCDMA移動通信システムのソフトハンドオフ時における移動局の送信電力制御方式であって、前記基地局は、フレーム毎に前記移動局からの受信信号のフレームエラーを検出する手段と、検出されたエラーの情報を前記基地局制御装置に報告する手段と、前記移動局に送信する信号に送信電力を制御するパワーコントロールビットを付加する手段とを有し、前記基地局制御装置は、前記移動局と通信しているすべての基地局から報告されたフレームエラー情報の中で最もよいフレームエラーのものを選択する手段と、その結果を前記移動局と通信しているすべての基地局に報告する手段とを有し、前記基地局は、移動局への送信電力制御を前記基地局制御装置から報告されたフレームエラー情報を基に前記移動局の送信電力制御を行うことを特徴とする送信電力制御方式。
IPC (3件):
H04B 7/26 102 ,  H04J 13/00 ,  H04L 27/00
FI (3件):
H04B 7/26 102 ,  H04J 13/00 A ,  H04L 27/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 送信電力制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-249630   出願人:エヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社

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