特許
J-GLOBAL ID:200903096280216197

熱可塑性樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-188651
公開番号(公開出願番号):特開2000-297219
出願日: 1999年07月02日
公開日(公表日): 2000年10月24日
要約:
【要約】【課題】 熱可塑性樹脂を成形加工する際に、良好な加工特性を実現する上で必要となる融体の溶融張力が著しく増大した熱可塑性樹脂組成物を提供する。【解決手段】 熱可塑性樹脂[A]99.999〜90重量%および下記(a),(b)の要件を満足する結晶性樹脂[B]0.001〜10重量%からなり、下記(c)の要件を満足する熱可塑性樹脂組成物を用いる。(a)[B]の融点は、[A]が結晶性樹脂の場合は[A]の融点よりも高く、[A]が非結晶性樹脂の場合は[A]のガラス転移温度よりも高い。(b)特定条件で測定した[A]と[B]の定常流剪断粘度の比ηA/ηBが0.05〜150。(c)特定条件で測定した[A]と[B]からなる組成物と[A]の伸長粘度の非線形パラメーターの比λBlend/λAが1.2以上。
請求項(抜粋):
熱可塑性樹脂(以下、[A]と記す)99.999〜90重量%および下記(a),(b)の要件を満足する結晶性樹脂(以下、[B]と記す)0.001〜10重量%からなり、下記(c)の要件を満足する熱可塑性樹脂組成物。(a)[B]の融点は、[A]が結晶性樹脂の場合は[A]の融点よりも高く、[A]が非結晶性樹脂の場合は[A]のガラス転移温度よりも高い。(b)剪断速度6.77×10-1sec-1、[B]の融点より高い温度で測定した[B]の定常流剪断粘度(以下、ηs(B)と記す)と、ηs(B)と同じ条件で測定した[A]の定常流剪断粘度(以下、ηs(A)と記す)との比、ηs(A)/ηs(B)が0.05〜150の範囲にある。(c)[A]と[B]からなる熱可塑性樹脂組成物を歪み速度0.1sec-1で測定した伸長粘度の非線形パラメーター(以下、λBlendと記す)と、λBlendと同じ条件で測定した[A]の伸長粘度の非線形パラメーター(以下、λAと記す)との比、λBlend/λAが1.2以上である。
IPC (4件):
C08L101/16 ,  C08L101:12 ,  C08L 23:08 ,  C08L 67:02
Fターム (29件):
4J002BB031 ,  4J002BB061 ,  4J002BB121 ,  4J002BB171 ,  4J002BC031 ,  4J002BD121 ,  4J002BD122 ,  4J002BG061 ,  4J002CB001 ,  4J002CB002 ,  4J002CF061 ,  4J002CF062 ,  4J002CF071 ,  4J002CF072 ,  4J002CF161 ,  4J002CG001 ,  4J002CH071 ,  4J002CH072 ,  4J002CH091 ,  4J002CH092 ,  4J002CL001 ,  4J002CL002 ,  4J002CL011 ,  4J002CL012 ,  4J002CM041 ,  4J002CN011 ,  4J002CN012 ,  4J002CN031 ,  4J002FD010

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