特許
J-GLOBAL ID:200903096295832099

半導体レーザ送信器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-292859
公開番号(公開出願番号):特開平7-147443
出願日: 1993年11月24日
公開日(公表日): 1995年06月06日
要約:
【要約】【目的】 レーザダイオードの経時的な電流光変換特性の劣化を動作温度の変化を考慮して検知する。【構成】 レーザダイオード1の動作温度をモニタするサーミスタ3と、レーザダイオード1の温度上昇に伴う駆動電流の増加率に基づき設定された温度電圧変換回路6を設け、温度電圧変換回路6の出力値を参照電圧値として、自動出力制御回路5から出力されるレーザダイオード1を駆動するための電圧値と比較し、前記参照電圧を越えたときにレーザダイオード1の寿命として警告信号を出力する。【効果】 レーザダイオードの経時的な劣化を温度変化による駆動電流の増加分を補償して判定する機能を有するので、レーザダイオードの正確な寿命判定が可能となり、レーザダイオードの交換時期を延ばし長期にわたって使用することが可能となる。
請求項(抜粋):
レーザダイオードと、入力信号に対応した電流でレーザダイオードを駆動するレーザダイオード駆動回路と、前記レーザダイオードの光出力をモニタするフォトダイオードと、前記フォトダイオードのモニタ電流により光出力が一定となるように前記レーザダイオードの駆動電流を制御する自動出力制御回路を備えた半導体レーザ送信器にあって、前記レーザダイオードの動作温度を測定する温度検出手段と、前記温度検出手段で測定した温度を電圧値に変換する温度電圧変換回路とを設け、前記レーザダイオードの駆動電流を制御する自動出力制御回路の出力電圧と前記レーザダイオードの温度特性に基づき設定された温度電圧変換回路の出力電圧を参照電圧として比較し、前記参照電圧値を越えたときレーザダイオードの寿命時点として警告信号を発生するように構成したことを特徴とする半導体レーザ送信器。

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