特許
J-GLOBAL ID:200903096298301124

エンジンのバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-201720
公開番号(公開出願番号):特開平5-044502
出願日: 1991年08月12日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【目的】 電圧印加に応じて作動する応動部材を有するバルブタイミング可変機構を制御するものにおいて、常用運転領域での燃費効率を向上し、かつ、冷間始動時の始動性を向上する一方、温間始動時に電力消費を抑えてバッテリの負担を軽減する。【構成】 バルブタイミング可変機構に対する制御部20に、所定回転数より高回転側の低中負荷領域では電圧解除状態とし、所定回転数より低回転側の領域および高負荷領域では電圧印加状態とする基本制御手段26と、エンジンの冷間始動時には電圧印加状態とし、温間始動時には電圧解除状態とする始動時制御手段28とを設ける。
請求項(抜粋):
電圧印加と電圧解除とに応じて押圧部材が位相変更用の部材に対して押圧状態と押圧解除状態とに切換わることに伴いカムシャフトとクランクシャフトとの位相が変化するように構成されたバルブタイミング可変機構を有するエンジンにおいて、電圧印加時にバルブタイミングが所定の基本タイミングとなり電圧解除時にバルブタイミングが上記基本タイミングと比べてポンピングロスを低減する特定タイミングとなるようにバルブタイミング可変機構を設定するとともに、このバルブタイミング可変機構に対して電圧印加状態と電圧解除状態との切換えを行う制御部に、所定回転数より高回転側の低中負荷領域では上記電圧解除状態とし、所定回転数より低回転側の領域および高負荷領域では上記電圧印加状態とする基本制御手段と、エンジン始動時のエンジン温度の検出に基づいて冷間始動時には上記電圧印加状態とし、温間始動時には上記電圧解除状態とする始動時制御手段とを設けたことを特徴とするエンジンのバルブタイミング制御装置。
IPC (2件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34

前のページに戻る