特許
J-GLOBAL ID:200903096299109146

試料分析システムに導入する霧状試料検体含有溶液を作成するシステムおよび試料導入システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井島 藤治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-233957
公開番号(公開出願番号):特開2000-074883
出願日: 1999年08月20日
公開日(公表日): 2000年03月14日
要約:
【要約】【課題】 試料検体含有溶液の噴霧に使用されるシステムに関し、試料送出管の閉塞および破損、静電気スパイク現象、および試料溶液の「再霧状化」の発生と関連した動作上の問題点を実質上克服する試料分析システムに導入する霧状試料検体含有溶液を作成するシステム試料導入システムを提供することを課題とする。【解決手段】 試料送出管41のフェルール53の縮径により押される部分に同心保護環状層41dを設ける。
請求項(抜粋):
試料分析システムに導入する試料検体含有溶液の作成に使用され、a.試料検体含有溶液を送るための試料送出管と、b.スルーホールを有する主本体要素を含む噴霧器手段と、c.霧状の試料検体含有溶液を受け取る手段と、d.第1の側で前記噴霧器手段を受け取る手段と、第2の側で霧状試料検体含有溶液を受け取る前記手段を受ける手段とを含む連結手段と、を含み、試料検体含有溶液を送るための前記試料送出管が、前記噴霧器手段の前記スルホール内に固定され、前記噴霧器手段が、前記連結手段の第1の側で前記噴霧器手段を受ける前記手段において前記連結手段内に固定され、霧状試料検体含有溶液を受け取る前記手段が、前記連結手段の前記第2の側で霧状試料検体含有溶液を受け取る前記手段を受ける前記手段において前記連結手段内に固定され、その結果、使用中に、試料検体含有溶液が、前記試料送出管を通り前記噴霧器手段に流されてそこで霧状にされ、次に、前記連結手段の前記第2の側で霧状試料検体含有溶液を受け取る前記手段に注入されるシステムであって、前記試料送出管が前記スルーホール内に固定された位置において、前記試料送出管のまわりを囲み、発生した力を吸収することにより、使用中の試料送出管の閉塞および/または破損を防ぐはたらきをする少なくとも2つの周囲の同心保護管状層と、試料検体含有溶液が使用中に接触し、静電気スパイク現象を防ぐために使用中に電荷排出「アース」に接続された導電体材料からなる前記噴霧器手段と試料送出管の一部のグループから選択された少なくとも1つと、霧状試料検体含有溶液を受け取る前記手段内に噴霧される試料検体含有溶液を注入する出口手段を提供するはたらきをする前記噴霧器手段と前記連結手段からなるグループから選択された要素であって、前記出口手段が、比較的小さい直径部分が2つの比較的大きい直径部分によって制限されたボトルネック形状を含み、その結果、使用中に、霧状試料検体含有溶液を受け取る手段内で凝縮する霧状試料検体含有溶液が、噴霧された試料検体含有溶液を霧状試料検体含有溶液を受け取る手段内に注入する出口手段にほとんど流れなくなり、それにより前記出口点での「再霧状化」がほとんどなくなる要素と、を含むことを特徴とする試料分析システムに導入する霧状試料検体含有溶液を作成するシステム。
IPC (3件):
G01N 27/62 ,  G01N 1/28 ,  H01J 49/04
FI (4件):
G01N 27/62 F ,  G01N 27/62 G ,  H01J 49/04 ,  G01N 1/28 T

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