特許
J-GLOBAL ID:200903096299838881

スイッチング電源回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 脇 篤夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-025027
公開番号(公開出願番号):特開平10-225121
出願日: 1997年02月07日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】 電流共振形コンバータと整流電流経路にスイッチング出力を帰還する方式の力率改善回路を備えた電源回路として、できるだけ低コスト化と小型/軽量化を図った上で、負荷変動に対する力率の安定化を実現する。【解決手段】 負極整流入力ラインに挿入した抵抗Riの両端電圧の変動(負荷変動)に応じてスイッチング周波数を制御するように制御回路1AとドライブトランスPRT-2を設ける。これにより、軽負荷時にはスイッチング周波数を低くして直列共振回路の共振周波数に近付けることで共振インピーダンスを低下させ、力率改善回路10に帰還する共振電流I0 を増加させる。この結果、軽負荷時の力率の低下は抑制されて、重負荷時とほぼ同等の力率となるようにされる。
請求項(抜粋):
商用交流電源を整流する整流手段と、上記整流手段の整流出力によって充電されることにより平滑コンデンサの両端に整流平滑電圧を発生する平滑手段と、上記整流平滑電圧を動作電源としてスイッチング動作を行うスイッチング手段と、少なくとも絶縁コンバータトランスの一次巻線と直列共振コンデンサにより形成されて、上記スイッチング手段のスイッチング動作を電流共振形とするように設けられる直列共振回路と、上記直列共振回路に供給されたスイッチング出力を整流電流経路に帰還し、この帰還されたスイッチング出力に基づいて整流電流を断続することにより力率改善を図るようにされた力率改善手段と、上記絶縁コンバータトランスの二次側出力電圧の変動に基づいて定電圧制御を行う定電圧制御手段と、上記整流手段の負極入力に流れる電流レベルの変動に基づいて、負荷変動に対して上記力率改善回路により改善されるべき力率をほぼ一定となるように制御する力率制御手段と、を備えていることを特徴とするスイッチング電源回路。
FI (2件):
H02M 3/28 Q ,  H02M 3/28 H

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