特許
J-GLOBAL ID:200903096302855628

共振構造を重ねたアンテナと、このアンテナを含むマルチ周波数無線通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-237571
公開番号(公開出願番号):特開2001-077623
出願日: 2000年08月04日
公開日(公表日): 2001年03月23日
要約:
【要約】【課題】 互いに分離した2つの十分な幅を備える通過帯域が存在し、この2つの帯域の中央周波数間の比が高く、製造費が安価であって、特にこの2つの中央周波数の各々が他方を殆ど損なわずに調整可能な、共振構造を重ねた小型アンテナを提供する。【解決手段】 平面に延びる導電層Cに形成された、電波用のガイド線路CR、CFと、互いに異なる2つの個々の共振周波数を備え、導電層Cにより互いにほぼ減結合されながら、ガイド線路に双方が直接結合されるように、この平面の両側に形成される2つの共振構造ABC、CDEとを含む。好適には、ガイド線路がコプレーナ型であり、2つの共振構造が4分の1波長型である。
請求項(抜粋):
共振構造を重ねたアンテナであって、- 結合層(C)をなす導電層が占有する平面の両側に、互いに向かい合って形成され、2つの個々の共振周波数を備え、この2つの周波数の間で周波数比が決定される2つの共振構造(ABC、CDE)と、- 結合層に形成される少なくとも1つのスリットを含むことにより、2つの共振構造をアンテナ外部の処理ユニット(1)に結合可能にする内部結合装置(CR、CF)とを含み、前記2つの共振構造を前記結合層によって互いに十分に減結合することにより、前記内部結合装置を介した前記処理ユニットへの2つの構造それぞれの結合が、2つの構造のうちの他方の構造からほぼ無関係になるようにし、前記周波数比が、この2つの構造間の結合により周波数比に課される値からかなり離れていることを特徴とするアンテナ。
IPC (5件):
H01Q 13/08 ,  H01Q 1/24 ,  H01Q 1/38 ,  H01Q 5/01 ,  H01Q 21/30
FI (5件):
H01Q 13/08 ,  H01Q 1/24 Z ,  H01Q 1/38 ,  H01Q 5/01 ,  H01Q 21/30

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