特許
J-GLOBAL ID:200903096305629475

ATMスイッチのセル順序整合方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-048404
公開番号(公開出願番号):特開平5-252186
出願日: 1992年03月05日
公開日(公表日): 1993年09月28日
要約:
【要約】【目的】ATMスイッチにおいて、スイッチ内で分散ルーティングを行ったときのセル順序の逆転を補正する。スイッチ内同報機能にも対応できる。【構成】タイムスタンプ生成制御回路3は各入力セルにタイムスタンプを付加すると共に同一タイムスタンプを付加したセルの個数をスイッチ出口部に通知する。途中の各単位スイッチモジュールでは、セルを同報するときは複製個数をセルに記されたそれ以前の複製個数と掛け算してセルに付加する。タイムスタンプ記録・更新回路6はセルを一旦バッファに蓄え、セルに付加されたタイムスタンプ値をスイッチ内の一番古いタイムスタンプ値と比較し、一致したセルを出力回線に送出すると共に、送出セルのタイムスタンプの個数をこのセルに記されている複製個数分の1ずつ減算して0になった時はスイッチ内で1番古いタイムスタンプを更新する。
請求項(抜粋):
固定長のセル単位で情報を交換するATM交換システムのスイッチにおいて、前記スイッチは複数個の単位スイッチモジュールの多段接続により構成され、前記各単位スイッチモジュールに入力されるセルを前記単位スイッチモジュールの1つ以上の出力端子に複製して同時に出力する同報機能を有し、前記スイッチの入り口部には各入力セルの入力時刻を示すタイムスタンプを生成して前記各セルに付加するタイムスタンプ付加手段と、同一のタイムスタンプを付したセルの個数を数える同一タイムスタンプ計数手段と、前記スイッチの出力部に前記同一タイムスタンプの個数を通知する通知手段とを有し、前記各単位スイッチモジュールの入り口部には入力された前記セルに記されている前記セルの前段までの複製個数に前記単位スイッチモジュールにおける複製個数を乗じた数を前記各セルの新たな複製個数として書き換える複製数書換手段を有し、前記スイッチの出力部には前記スイッチを通過したセルを一旦蓄えるバッファと、通知された前記同一タイムスタンプの個数をタイムスタンプの値毎に記録すると共に記録した前記同一タイムスタンプの個数を更新するタイムスタンプ記録・更新手段と、前記バッファ内のセルに付された前記タイムスタンプの値を前記タイムスタンプ記録・更新手段内の前記タイムスタンプ値と比較する比較手段とを有することを特徴とするATMスイッチのセル順序整合方式。
IPC (3件):
H04L 12/48 ,  H04Q 3/52 101 ,  H04Q 11/04
FI (2件):
H04L 11/20 Z ,  H04Q 11/04 R

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