特許
J-GLOBAL ID:200903096310094512

フェーズドアレイ型ドップラーソーダー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 羽切 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-150397
公開番号(公開出願番号):特開平10-325843
出願日: 1997年05月23日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】【課題】 観測の信頼性を向上させることができるフェーズドアレイ型ドップラーソーダーを提供すること。【解決手段】 コントローラ1にはCPU4が具備され、CPU4は方形配列された複数のトランスデューサ素子より成るフェーズドアレイ・アンテナ3に対して送信信号を供給するように制御する。CPU4は前記各トランスデューサ素子に対して加える送信信号が短パルスである場合には、各トランスデューサ素子に対して重み付けをして送信信号を供給し、また各トランスデューサ素子に対して加える送信信号が長パルスである場合には、各トランスデューサ素子に対して重み付けを与えずに送信信号を供給する。これにより、短パルスによる近距離観測用の指向性はサイドローブが抑制され、近隣のビルや他の障害物などの影響を比較的受けず、S/Nを良好に保つことができる。また、長パルスによる遠距離測定に対して重み付けによるパワーの低下がないため、高々度までの観測が可能となる。
請求項(抜粋):
大気中に音波を放射し、その反射信号を受信して周波数のドップラーシフト量から上空の風速成分とその標準偏差を測定するフェーズドアレイ型ドップラーソーダーであって、方形配列された複数のトランスデューサ素子より成るフェーズドアレイ・アンテナの前記各トランスデューサ素子に対して加える送信信号が短パルスである場合には、各トランスデューサ素子に対して重み付けをして送信信号を供給し、また前記各トランスデューサ素子に対して加える送信信号が長パルスである場合には、各トランスデューサ素子に対して重み付けを与えずに送信信号を供給する構成としたことを特徴とするフェーズドアレイ型ドップラーソーダー。
IPC (5件):
G01P 5/00 ,  G01P 13/00 ,  G01S 7/02 ,  G01S 15/58 ,  G01W 1/00
FI (6件):
G01P 5/00 C ,  G01P 13/00 E ,  G01S 7/02 F ,  G01S 15/58 ,  G01W 1/00 A ,  G01W 1/00 C

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