特許
J-GLOBAL ID：200903096315038718
リチウムニッケル複合酸化物及びその製造方法並びにリチウム二次電池用正極活物質
発明者：
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出願人/特許権者：
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-139343
公開番号（公開出願番号）：特開平10-316431
出願日： 1997年05月14日
公開日（公表日）： 1998年12月02日
要約：
【要約】【課題】 高純度、すなわち完全に各成分がLiNiO<SB>2</SB>固溶し、充放電におけるサイクル特性を改善したリチウムニッケル複合酸化物及びその製造方法並びにリチウム二次電池用正極活物質、さらには、貯蔵安定性(充電時の耐熱構造安定性)をAl及び/又はBの固溶でさらに改善したリチウム二次電池用正極活物質及びその製造方法を提供する。【解決手段】 一般式、Li<SB>y</SB>Ni<SB>1-x</SB>Co<SB>x1</SB>M<SB>x2</SB>O<SB>2</SB>(I)(式中、MはAl、Fe、Mn、B群から選ばれる少なくとも1種以上を示し、xは0.01≦x≦0.5でありx=x<SB>1</SB>+x<SB>2</SB>、x<SB>1</SB>は0.01≦x<SB>1</SB><0.5、x<SB>2</SB>は0≦x<SB>2</SB><0.3、yは0.9≦y≦1.3を示す)で示される複合酸化物の製造方法。
請求項（抜粋）：
一般式【化1】Li<SB>y</SB>Ni<SB>1-x</SB>Co<SB>x1</SB>M<SB>x2</SB>O<SB>2</SB> (I)(式中、MはAl、Fe、Mn、B群から選ばれる少なくとも1種以上を示し、xは0.01≦x≦0.5でありx=x<SB>1</SB>+x<SB>2</SB>、x<SB>1</SB>は0.01≦x<SB>1</SB><0.5、x<SB>2</SB>は0≦x<SB>2</SB><0.3、yは0.9≦y≦1.3を示す)で示される複合酸化物の製造方法において、非酸化雰囲気下及び/又は還元剤の存在下で合成された一般式【化2】Ni<SP>2+</SP><SB>1-x</SB>(Co<SP>2+</SP>,Co<SP>3+</SP>)<SB>x1</SB>M<SP>3+</SP><SB>x2</SB>(OH)<SB>2-nz</SB>(A<SP>n-</SP><SB>z</SB>)・mH<SB>2</SB>O(II)(式中、MはAl、Fe、Mn群から選ばれる少なくとも1種以上を示し、A<SP>n-</SP>はn価のアニオンを示し、Zは0.03<Z<0.3、mは正数を示す)で示される塩基性金属塩にyで示すLi原子モル数に相当する量のリチウム化合物を水媒体中で添加し、次に上記一般式(I)において硼素を含ませる場合には硼素の原子数に相当する硼素化合物を添加し、又硼素を含ませない場合にはそのまま、噴霧乾燥又は凍結乾燥し、次いで酸化雰囲気下で約600°C〜900°Cで焼成することを特徴とするリチウムニッケル複合酸化物の製造方法。
IPC (6件)：
C01G 51/00
, C01G 53/00
, H01M 4/02
, H01M 4/04
, H01M 4/58
, H01M 10/40
C01G 51/00 A
, C01G 53/00 A
, H01M 4/02 C
, H01M 4/04 A
, H01M 4/58
, H01M 10/40 Z
