特許
J-GLOBAL ID:200903096321421906

切削加工における異常診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 戸島 省四郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-094604
公開番号(公開出願番号):特開平10-267749
出願日: 1997年03月27日
公開日(公表日): 1998年10月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 切削加工における異常の原因を切削工具の振動から正確に特定できる異常診断方法を提供する。【解決手段】 切削工具の回転方向と半径方向の加速度振動から、有次元及び無次元特徴パラメータX,実効値Xrms,ピーク値Xp,波高率C,歪み度β1,尖り度β2,交差頻度No,極値頻度Nm,定常度α,動揺度ε,一次及び二次平均周波数f1,f2とを、切削加工の推奨条件と実際の加工状態で求め、これらの値を10回程サンプリングしてその平均値と標準偏差とを求め、更にそれから両分布の差異を表わす識別指数DIを計算し、同識別指数の2以上の異常値の特徴パラメータの組み合せで原因を特定する。
請求項(抜粋):
切削加工時における切削工具の被加工物回転方向であるX方向の加速度振動データと被加工物送り方向であるZ方向の加速度振動データとをら有次元特徴パラメータである平均値X,実効値Xrms・ピーク値Xpと信号正規化した後下式数1で計算される無次元特徴パラメータである波高率C・歪み平均周波数f1・二次平均周波数f2とを切削加工の推奨条件での加工状態と実際の加工状態とにおいてそれぞれ複数回サンプリングして求め、その後これらのサンプリングデータから求められた複数の各有次元及び無次元特徴パラメータの値から各特徴パラメータの平均値μと標準偏差σを求め、これらの平均値μと標準偏差σとから下記の数2の式の識別指数DIを計算し、上記の有次元及び無次元特徴パラメータの各識別指数DIの2以上の異常高値をとる特徴パラメータの組み合わせからその異常の原因を決定することを特徴とする切削加工における異常診断方法。【数1】【数2】
IPC (3件):
G01H 17/00 ,  B23Q 17/09 ,  G01M 19/00
FI (3件):
G01H 17/00 Z ,  B23Q 17/09 A ,  G01M 19/00 Z

前のページに戻る