特許
J-GLOBAL ID:200903096323935508

水冷エンジンのサーモスタット弁のエア抜き装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-218415
公開番号(公開出願番号):特開平8-082217
出願日: 1994年09月13日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】 サーモスタット弁のエア抜き溝を介して確実にエア抜きして、エンジンのオーバーランを防止する。【構成】 ウォータジャケットの出口路をサーモスタット弁3を介してラジエータに連通し、サーモスタット弁3の弁座と弁体6との閉弁接当面7間にエア抜き溝8を凹設し、エア抜き溝8の左右の両側縁11・12を奥部14から開口部15に向かって先広がり状に形成する。エア抜き溝8を先広がり状にして、エア抜き溝8に挟まった異物を外れ易くし、水流による掃除効率を高めるので、エア抜き溝8からウォータジャケット内のエアを確実に抜き、充分に冷却水を補給して、冷却水の補給不足によるエンジンのオーバーヒートを良好に防止できる。
請求項(抜粋):
エンジン(E)のウォータジャケット(1)の出口路(2)をサーモスタット弁(3)を介してラジエータ(4)に連通し、サーモスタット弁(3)は出口路(2)に臨む弁座(5)と、この弁座(5)に開閉可能に着座する弁体(6)とから構成され、弁座(5)と弁体(6)との閉弁接当面(7)間にエア抜き溝(8)を凹設し、ウォータジャケット(1)内のエアをエア抜き溝(8)を介して出口路(2)からラジエータ(4)の側に排除可能に構成した水冷エンジンのサーモスタット弁のエア抜き装置において、上記閉弁接当面(7)の少なくとも下半部において、エア抜き溝(8)の左右の両側縁(11)(12)を奥部(14)から開口部(15)に向かって先広がり状に形成したことを特徴とする水冷エンジンのサーモスタット弁のエア抜き装置。
IPC (3件):
F01P 7/16 502 ,  F01P 7/16 ,  F16K 31/68

前のページに戻る