特許
J-GLOBAL ID:200903096325432880

ジェット粉砕機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-022604
公開番号(公開出願番号):特開平9-206620
出願日: 1996年02月08日
公開日(公表日): 1997年08月12日
要約:
【要約】【課題】 粗粉を混入されることなく微粉のみを取り出すことができるジェット粉砕機を提供する。【解決手段】 ケーシング1の内部に粉砕室5と、その上方に分級室6とを設ける。分級室6の頂壁中央部に排気筒18を設ける。粉砕室5の周壁に設けた粉体供給ノズル10から粉砕室5内の外周部に粉体を供給し、エア噴射ノズル11から粉砕室5内に噴射される高圧エアによって粉体を粉砕する。粉砕物を分級室6に流入させ、その分級室6内に設けた分級ロータ19の回転により粉砕物の旋回速度を加速して粉砕物の分布濃度の均一化を図り、かつ衝撃により粉砕する。また、分級室6内での粉砕物の旋回により、その粉砕物を微粉と粗粉とに遠心分離し、分級室6の中央部に移行して分級ロータ19の羽根間を通り抜けた微粉を排気筒18から排出する。
請求項(抜粋):
ケーシングの内部に粉砕室と、その上方に上記粉砕室に連通する分級室とを設け、上記粉砕室の周壁に粉砕室内の外周部に向けて高圧エアを噴射する複数のエア噴射ノズルと、粉砕室内の外周部に向けて高圧エアと共に粉体を供給する粉体供給ノズルとを設け、上記粉体供給ノズルから粉砕室内に供給された粉体をエア噴射ノズルから噴射される高圧エアにより粉砕し、その粉砕室から分級室内に流入する粉砕物を分級室内において微粉と粗粉とに遠心分離し、微粉を前記分級室の軸心上に設けた排気筒から排出させ、粗粉を前記エア噴射ノズル内に戻して再度粉砕するようにした超音速ジェット粉砕機において、前記分級室内における排気筒の入口部に環状に配置された複数の羽根を有する分級ロータを設け、その分級ロータを粉砕物の旋回方向に回転させる駆動装置を設けたことを特徴とするジェット粉砕機。

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