特許
J-GLOBAL ID:200903096330375828

ハウリング抑制装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-047700
公開番号(公開出願番号):特開平6-261391
出願日: 1993年03月09日
公開日(公表日): 1994年09月16日
要約:
【要約】【構成】 マイク1にて収音し、入力信号をA/D変換器にてディジタル信号に変換し、ハウリングを抑制するハウリング抑制手段6へ出力する。A/D変換器2からの信号を周波数分析手段7にて分析し、ハウリング検出のためのスレッショルドレベルと時間をスレッショルド算出手段にて算出し、このスレッショルド値をスレッショルド制御手段12にてハウリング検出手段10へ設定する。ハウリング検出手段は、周波数分析手段7の結果からスレッショルド条件に応じハウリングを検出し、その周波数を求める。このハウリング周波数は、演算手段8にて、ハウリング抑制手段6に設定するディジタルフィルタの係数を演算する。【効果】 暗騒音の大きい場合や伝送特性の異なる条件においてもハウリング周波数を精度よく検出し、音質の変化が少ない状態で自動的にハウリングを取り除くことが実現できる。
請求項(抜粋):
再生場所の音を収音するマイクと、入力信号をディジタルに変換するA/D変換器と、周波数特性を制御しハウリングを抑制するハウリング抑制手段と、A/D変換器からの信号の周波数分析を行う周波数分析手段と、ハウリングを検出するハウリング検出手段と、暗騒音特性を測定し、ハウリング検出のためのスレッショルドレベルと時間を算出するスレッショルド算出手段と、前記求められたスレッショルド特性を制御するスレッショルド制御手段と、ハウリング検出手段からの情報をもとに意図した周波数特性が得られるディジタルフィルタの係数を求める演算手段と、求められた係数をハウリング抑制手段に設定する制御手段を具備したハウリング抑制装置。

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