特許
J-GLOBAL ID:200903096335083523
音響装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-238588
公開番号(公開出願番号):特開平11-088999
出願日: 1997年09月03日
公開日(公表日): 1999年03月30日
要約:
【要約】【課題】 DVDのドルビーデジタル(AC-3)の5.1チャネルシステムにおける規格チャネルであるウーハのための音響信号を、ウーハを用いないスピーカシステムで用いること。【解決手段】 前左、前右、後左および後右の各スピーカS1〜S4に、ウーハのための音響信号21を加算する際、これらのスピーカS1〜S4のための音響信号におけるウーハのための音響信号21の周波数帯域24のうち高域とほぼ同一である低域周波数成分を、ハイパスフィルタF1〜F4によって遮断し、これによってスピーカS1〜S4およびそれらのスピーカを駆動する増幅回路A1〜A4の負担を減らしながら、低音周波数帯域のこもり感をなくす。
請求項(抜粋):
聴取位置の前左に設けられる前左スピーカと、聴取位置の前右に設けられる前右スピーカと、聴取位置の後左に設けられる後左スピーカと、聴取位置の後右に設けられる後右スピーカと、前記前左、前右、後左および後右の各スピーカのための音響信号を導出するとともに、聴取位置に臨んで設けられるウーハのための周波数帯域を有する音響信号を導出する音響源とを含み、前左、前右、後左および後右の各スピーカの再生可能な周波数帯域のうち低域は、ウーハのための音響信号の周波数帯域の一部を再生できる能力を持ち、音響源からの前左、前右、後左および後右の各スピーカのための音響信号をそれぞれ濾波し、その遮断周波数は、前左、前右、後左および後右の各スピーカによる再生可能な周波数帯域のうち低域であって、かつウーハのための音響信号の周波数帯域のうち高域側に選ばれるハイパスフィルタと、音響源からのウーハのための音響信号を、各ハイパスフィルタの出力と加算し、加算した出力を、前左、前右、後左および後右の各スピーカにそれぞれ与える加算回路とを含むことを特徴とする音響装置。
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