特許
J-GLOBAL ID:200903096342496892
特に舵取り弁の芯出し装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-515684
公開番号(公開出願番号):特表平8-505336
出願日: 1994年01月11日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】舵取り弁の芯出し装置は、一方の終端部材(1A)に駆動軸(3)が他方の終端部材(1B)に従動軸(4)が固く結合されたねじり棒(1)を有している。ねじり棒(1)は回転スライダ(3A)と弁ブッシュ(6)との間の正確な中芯芯出しを行わないので、精密芯出し装置を考える必要がある。この精密芯出し装置は駆動軸に固定された管状の終端部材(7)からなり、この終端部材(7)は金属ベローズ(8)およびこれに結合された芯出し部材(10)を有している。芯出し部材(10)は金属ベローズ(8)によって軸方向にバイアス圧を与えられ、転動体(12)を介して他方の芯出し部材(14)に押しつけられている。この芯出し部材(14)は本発明に基づいて、従動軸(4)に結合されたねじり棒(2)の終端部材(1B)の上に圧力ばめされたニードル軸受(16)の内輪(15)の一部となっている。芯出し部材(10、14)は、駆動軸(3)および従動軸(4)が相対回転した際に転動体を介して芯出し力を発生する斜面溝(11、13)を備えている。
請求項(抜粋):
ねじり棒(1)が両側の終端部材(1A、1B)で駆動軸(2)および従動軸(4)に結合され、 駆動軸および従動軸が舵取り弁の互いに共働する構造部品を有し、 駆動軸と従動軸との間に芯出し装置が配置され、この芯出し装置がばね要素(金属ベローズ8)の力に抗して二つの芯出し部材(10、14)の互いに対向して位置する斜面に沿って移動する転動体(12)からなり、 第1の芯出し部材(10)が管状の終端部材(7)によって駆動軸(3)に結合されている、ような特に自動車における舵取り弁の芯出し装置において、 舵取り弁として弁ブッシュ(6)内で相対変位できる回転スライダ(3A)が設けられ、 回転スライダ(3A)が従動軸(4)に結合されたねじり棒の終端部材(1B;20D)にニードル軸受(16、27)を介して支持され、 第2の芯出し部材(14、28)がニードル軸受(16、27)の内輪(15、26)と一体に作られている、ことを特徴とする特に自動車における舵取り弁の芯出し装置。
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